====== Windows 7 (64bit版)でalt + spaceでIMEをON/OFFする ====== ===== 前書き ===== 普段Macを使っていると、日本語を打とうとした際Windowsでもついつい "cmd" + space を押してしまい、うがー!!となる。 WindowsでIME切り替えをalt + spaceに割り当てるソフトとしては[[http://www.h5.dion.ne.jp/~pollux/|CmdSpace]]が有名なんだけど、残念ながら64ビット環境では動かない。(正確には64ビットプロセスに対して無力。) 他に解決策が無いものかと試行錯誤して、やっと見つけたのが「[[http://www.autohotkey.com/|AutoHotKey]]」でカスタマイズする方法。 かなり柔軟な設定が出来る反面、英語なことも相まってとっつき難いので、備忘録を兼ねて解説。 ===== 設定方法 ===== ==== インストール ==== [[http://www.autohotkey.com/|公式サイト]]から最新版をダウンロードし、インストーラを起動する。 {{:windows:autohotkey_install_010.png|}} \\ **Next** {{:windows:autohotkey_install_020.png|}} \\ **I Agree** {{:windows:autohotkey_install_030.png|}} \\ 何も弄らず **Next** {{:windows:autohotkey_install_040.png|}} \\ **Install** {{:windows:autohotkey_install_050.png|}} \\ **Finish** ==== スクリプトの設定 ==== スタートメニューからAutoHotKeyを起動し、タスクトレイのアイコンを右クリック。**Edit This Script**を選ぶ。 {{:windows:autohotkey_editscript.png|}} **AutoHotKey.ahk**がメモ帳で開かれる。 下図のように **!Space::Send, {vkF3sc029}** と書いて保存。 \\ スクリプトの意味を解説すると「alt(!) + スペース(Space) が押されたら(::) 全角/半角キー(vkF3sc029) の情報を送信(Send)」ってこと。 {{:windows:autohotkey_addscript.png|}} タスクトレイのアイコンを右クリックし、**Reload This Script**を選ぶ。 {{:windows:autohotkey_reloadscript.png|}} 以上で、alt + spaceでIMEのオンオフが出来るようになるハズ。英語キーボードでも大丈夫やで!(`・ω・´) ===== 実行ファイル配布 ===== ここまで書いたところで気づいたんだけど、スクリプトをexeにして配布出来たのね…(´・ω・`) てわけで、以下のzipを解凍して実行すれば、何の面倒もなくalt + spaceが使えるようになります。誰かカッコイイアイコン作ってください。 * [[http://decomo.info/junk/AHKCmdSpc100.zip|AHKCmdSpc Ver.1.00 (AutoHotKey v1.0.48.05)]]