どのクラスも、まぁ、その名前の通り。NSArrayは配列を、NSTableViewはテーブルビュー(Winで言う所の、エクスプローラで表示方法を「詳細」にした時に表示されるような形式)を、そしてNSArchiveはデータの保存に関するクラスである。
Windowsに関するプログラミング技法は全然知らないので比較はできないが、とにかくどのクラスも便利過ぎる。「この値を格納しろやー」「このデータを『商品名』フィールドに表示してくれやー」というメッセージを、それぞれのインスタンスに送るだけで、きっちりと期待通りの動作をしてくれる。
何より凄いのが、NSArchive。各オブジェクトに -encodeWithCoder: プロトコルを実装してやれば、保存したいオブジェクトに含まれる、別のオブジェクトまでを全て一発で保存してくれる。そうやって保存したデータの読込みは、NSUnarchiver クラスで一発OK。面倒な保存/読込み処理を、これらのクラスに丸投げできて、非常に便利便利。
前回のNSSoundとあわせて、簡易サウンドプレーヤを作る為の材料は、これで揃った。あとは実際に製作に取りかかるのみだ。頑張るぞー!!