MacのUSB 3.0が遅くなる問題(USB 2.0で認識される)

MacBook Pro Late 2013でUSB 3.0-Gigabit Ethernetアダプタを使ったら速度が全然出なかった。経験的にUSB 3.0のLANアダプタはフルスピード近く出るはずなのだが、ファイルサーバからのコピーで272Mbps程しか出ておらず、明らかに遅い。

おかしいと思いシステム情報.appで確認したところ、なんとUSB 2.0接続されてやんの。それどころか、殆ど全て、というより外付けのUSB 3.0デバイス全てが2.0扱いになっていた。

一見するとUSB 3.0で繋がっているように見えるが「USB 3.0 Hi-Speed バス」っていうのはUSB 2.0用のバスで、そちらに殆どのUSB機器がぶら下がってしまっている。黄色に色付けしたデバイスがUSB 3.0対応機器なのだが、これじゃ遅くて当然だ。

で、なんでこんなことになってるかというと、本体が“レガシーモード1)”になってるからっぽい。「BootCampアシスタント」や「システム環境設定」の起動ディスク設定でWindows(などの所謂PC向けOS)がデフォルトで立ち上がる設定になっていると、USB 2.0までの対応となってしまうようだ。

この状態だと、ブートスクリーンでOSXを選んでもUSBは2.0までの対応になってしまう。レガシーモードを抜けるには起動ディスク設定でOSXを選んで再起動すればOK。恐らく、起動ディスク設定でEFIのUSBモードの切り替えも行っているのだろうから、PRAMリセット(command+option+P+Rを押しながら電源ON)でも解除できると思われる。

USB 3.0として正しく認識されていれば、下記のような表示になる。

ESSENTIAL DOCKがHi-SppedSuperSpeedの両方にあるのは、USBの規格に因るもの。ちょっとややこしいのだけれども、USBって実は3.0と2.0以前とでは内部的な互換性はなく2)、同じUSBとは言っても全くの別物が共存しているのであーる。なので3.0対応のHUBなんかを繋ぐと、2.0と3.0の2つのHUBを繋いでいるように見えるわけ。USB3.0 Card Reader(モニタ内蔵のSDカードリーター)が相変わらずHi-Speedバスの方にくっついてるけど、良く分からんw(後日確認したところ、しっかりとSuperSpeedバスの方にぶら下がってた。)

レガシーモードのままでも速度が遅いだけで普通に使えちゃうので、実は気づいてない人が結構いるかも?USBメモリを使うくらいならUSB 2.0でも殆ど問題ないだろうし。

1)
自分が勝手に命名したものなので正式用語ではない
2)
更にUSB 3.1でこれまた大きな変更が加えられている