予定通りFreeBSD 11.1-RELEASEがリリースされた。めでたいめでたい。特定条件下の11.0RでVirtualBoxが動かない問題が直ってるハズなので、早速更新することにした。
基本はいつも通りfreebsd-update
するだけなのだが、現在の環境がFreeBSD 11.1-RC2の人は要注意。リリースアナウンスによれば、RC2でVirtualBoxを使ってる人はシステム更新の前にvirtualbox-ose-additions
を再インストールしないとカーネルパニックを起こすようだ。
うちは見事に該当してるので、手順に従う。
# pkg install -f virtualbox-ose-additions
これもリリースアナウンスに書いてあるが、念には念を入れ、vboxguestサービスを無効化しておく。経験的にVirtualBoxのカーネルモジュールとサービスはシステム更新時のハマりの原因になるので、必ず無効化することをオススメする。今まで何度地雷を踏み抜いたことか…(ヽ´ω`)
#vboxnet_enable="YES" #vboxguest_enable="YES" #vboxservice_enable="YES"
準備が出来たらいよいよfreebsd-updateだ。といっても、ここからはいつもの通り。
新しいシステムを取ってきて、
# freebsd-update -r 11.1-RELEASE upgrade Looking up update.FreeBSD.org mirrors... 4 mirrors found. Fetching metadata signature for 11.1-RC2 from update4.freebsd.org... done. Fetching metadata index... done. ...
カーネルをインスコして、
# freebsd-update install Installing updates... Kernel updates have been installed. Please reboot and run "/usr/sbin/freebsd-update install" again to finish installing updates.
再起動して、
# reboot
ユーザーランドをインスコして、
# freebsd-update install Installing updates... done.
再起動して、
# reboot
無事、FreeBSD 11.1-RELEASEの環境へ。
$ freebsd-version -ku 11.1-RELEASE 11.1-RELEASE