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blog:2020:2020-02-18 [2020-12-01 14:00] Decomo |
blog:2020:2020-02-18 [2021-06-10 16:12] Decomo |
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- | ====== | + | ====== 記憶域のNTFSではアロケーションユニットサイズを大きくする ====== |
- | Windowsの記憶域プール上にNTFSの仮想ディスクを作る時は、NTFSのクラスタサイズ(アロケーションユニットサイズ)をよーく考える事。思わぬところでNTFSの最大容量制限に引っかかることになる。 | + | Windowsの記憶域プール上にNTFSの仮想ボリュームを作る時は、NTFSのアロケーションユニットサイズ(クラスタサイズ)をよーく考える事。思わぬところでNTFSの最大容量制限に引っかかることになる。 |
- | NTFSでは最大クラスタ数の制限(最大2^64-1クラスタ)から、1ボリュームあたりの最大容量がクラスタサイズで決まってしまう。 | + | NTFSでは1ボリュームあたりのクラスタ数は2^64-1個が上限となっている。つまり、ボリュームの最大容量はクラスタサイズで決まる(最大容量=クラスタサイズ×最大クラスタ数)。アロケーションユニットサイズと最大容量の関係は下表となる。 |
^ クラスタサイズ | ^ クラスタサイズ | ||
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- | 2020-02-18現在、NTFSの標準クラスタサイズは昔から変わらず4KBとなっているため、何もしないとNTFSの1ボリューム≒1パーティションの最大サイズは16TBとなる。 | + | 2020-02-18現在、デフォルトクラスタサイズは昔から変わらず4KBのため、NTFSの1ボリューム≒1パーティションの最大サイズは16TBとなる。言うまでもないが、クラスタサイズを後から変更するのは無理。 |
- | 一般的な使い方ならこれでも十分だろうが、容量拡張が容易な記憶域プールの場合、いとも簡単にこの最大ボリュームサイズ制限に引っかかってしまう。クラスタサイズは後から変更できないので、仮想ディスク上のNTFSパーティションを拡張しようと記憶域プールの容量を増やし、仮想ディスクを拡張し、いよいよNTFSのパーティションを拡張だぜ!って段階で16TB制限に遭遇することとなり、マジ真顔状態となる。ありえねーよほんと…… | + | 一般的な使い方なら4KBでも十分だろうけど、容量拡張が容易な記憶域プールの場合、いとも簡単にこの最大ボリュームサイズ制限に引っかかってしまう。仮想ディスク上のNTFSボリュームを拡張すべく記憶域プールの容量を増やし、仮想ディスクを拡張し、いよいよNTFSパーティションを拡張だぜ!って段階で16TB制限に遭遇することとなり、マジ真顔状態となる。ありえねーよほんと…… |
- | 16TBのHDDがふつーに変えてしまう昨今、やろうと思えばその辺のマザボですら16TB×8本で128TBの記憶域プールが作れてしまう。そう考えると、記憶域プール上のNTFSのクラスタサイズは64KB、と決め打ち対応をしてしまってもいいのかも。あるいはNTFSを捨ててReFSに行ってしまうか。 | + | 16TBのHDDがふつーに変えてしまう昨今、やろうと思えばその辺のマザボですら16TB×8本で128TBの記憶域プールが作れてしまう。そう考えると、記憶域プール上のNTFSのクラスタサイズは64KB、と脳死対応をしてしまっていいのかも。あるいはNTFSを捨ててReFSに行ってしまうか。アロケーションユニットサイズは、ボリュームにおけるデータの最小管理単位なので、無暗に大きくすると無駄が多く発生する可能性もあって悩ましいところ。 |
あー、10TBのデータをバックアップから復元するのめんどくせー。 | あー、10TBのデータをバックアップから復元するのめんどくせー。 |