PVEのWindows 10ゲストでSR-IOVのVFが動いた!

Proxmox VE 6.3とConnectX-3を使って、ゲストのWindows 10 ProfessionalでSR-IOVのVirtual Functionが動いたぞー!デバイスマネージャで認識させるところまでは楽勝だったが、何度ドライバ当て直してもエラーコード43で動かなくて随分苦労した。結局、PVEのビルトインドライバが古かったのが原因だったけど、それはまた後日。

見せてもらおうか、SR-IOVの性能とやらを!

物理マシンのWindows 10と、PVE上の仮想マシンのWindows 10をConnectX-3の40GBASE-SR接続した環境で、MS謹製ネットワーク性能測定ツールNTttcpを使い速度を測った。物理マシンが送信側、VMが受信側とした結果は下図のとおり。

右下のアクティブなタスクマネージャが物理側で、他のウィンドウはリモートデスクトップ経由のVM側だ。26Gbpsほど出ているのがわかる。同じ条件でVM側をvirtio-netとすると12Gbps程度だった。速度も然ることながらPVEのCPU負荷が段違いなので、さすがSR-IOV。

なお、最大瞬間風速で32Gbps程度出ることは確認した。




  • blog/2021/2021-01-16.txt
  • 最終更新: 2021-01-16 14:04
  • by Decomo