translation:adc:audio:core_audio_overview:0100_introduction

はじめに

Core Audio は、開発者が Mac OS X アプリケーションに、オーディオ/音楽機能を組み込むために使用するサービスの集合体です。 このサービスは、録音/編集/再生/圧縮伸長といったオーディオの全ての側面、そしてMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データの処理、信号処理、音声合成を扱います。 開発者は、これを独立したアプリケーションの記述にも、既にあるソフト向けのプラグインの記述にも使用する事ができます。

Core Audio は Mac OS X の全バージョンで使用可能ですが、昔のバージョンでは特定の機能が提供されていないかもしれません。 このドキュメントでは、Mac OS X v10.4 で使う事の出来る機能について説明します。

Core Audio はデジタル著作権管理(DRM)には関与しません。オーディオファイルのDRMをサポートする必要があるのならば、開発者自身がDRMを実装しなければなりません。

本ドキュメントは、Mac OS X でのオーディオソフト作成に興味のある、全ての開発者の為の物です。 開発者は、Mac OS X のいくつかの熟知事項だけではなく、オーディオ、デジタルオーディオ、そして MIDI 用語の基本的な知識も持ち合わせていなければならないでしょう。

本ドキュメントは、以下の章から構成されます:

Mac OS X の オーディオ及び Core Audio の更なる情報については、以下の資料をご覧下さい:

  • translation/adc/audio/core_audio_overview/0100_introduction.txt
  • 最終更新: 2020-12-04 12:19
  • by Decomo