差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン 次のリビジョン 両方とも次のリビジョン | ||
nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp [2013-08-05 12:03] Decomo [感想] |
nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp [2020-10-16 23:16] Decomo Page moved from nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp to xigmanas:mount_cifs_and_publish_ftp |
||
---|---|---|---|
行 2: | 行 2: | ||
===== 背景 ===== | ===== 背景 ===== | ||
- | 知り合いがWindows 7をファイルサーバにしており、共有フォルダをFTPで公開したいと申す。当初はFileZilla ServerでFTPを立てていたが、英語だし設定が面倒に知人自身に保守させるのは無理がある。そこで、NAS4Freeで共有フォルダをマウントし、ブラウザで簡単に設定が行えるFTP鯖代わり使ってしまおうと思った次第。 | + | 知り合いがWindows 7をファイルサーバにしており、共有フォルダをFTPで公開したいと申す。当初はFileZilla ServerでFTPを立てていたが、英語だし設定が面倒で知人自身に管理させるのは無理がある。そこで、NAS4Freeで共有フォルダをマウントし、ブラウザで簡単に設定が行えるFTP鯖代わり使ってしまおうと思った次第。 |
仮想マシン上で動かせば環境の復元も簡単だし、何よりセキュリティ面でも安心だし一石二鳥でウマー。 | 仮想マシン上で動かせば環境の復元も簡単だし、何よりセキュリティ面でも安心だし一石二鳥でウマー。 | ||
===== 環境 ===== | ===== 環境 ===== | ||
+ | * NAS4Free 9.2.0.1 | ||
+ | * Windows 7 Professional | ||
===== 設定 ===== | ===== 設定 ===== | ||
- | libiconv.soが無いと言われるので、シンボリックリンクを張る。 | + | nsmb.confでcharasetsを指定するとマウント時にlibiconv.soが無いと言われるので、シンボリックリンクを張る。 |
<code bash> | <code bash> | ||
cd / | cd / | ||
行 35: | 行 36: | ||
注意点 | 注意点 | ||
- | * ワークグループ名(WORKGROUP)、サーバ名(SERVERNAME)、ユーザー名(USERNAME)は全部大文字にしなければならないっぽい。 | + | * ワークグループ名(WORKGROUP)、サーバ名(SERVERNAME)、ユーザー名(USERNAME)は全部大文字にしなければならないっぽい。とりあえずユーザー名が小文字だと、パスワードが合っててもマウントされないことは確認。 |
* $$cryptedpasswdには< | * $$cryptedpasswdには< | ||
* 最近のバージョンならcharsetsも正常に機能するっぽい。UTF-8: | * 最近のバージョンならcharsetsも正常に機能するっぽい。UTF-8: | ||
fstabを編集。 | fstabを編集。 | ||
+ | -d, | ||
<code conf |h / | <code conf |h / | ||
- | // | + | // |
</ | </ | ||
行 50: | 行 52: | ||
</ | </ | ||
で正しくマウントされればNAS4Free起動時に自動マウントされるハズ。 | で正しくマウントされればNAS4Free起動時に自動マウントされるハズ。 | ||
+ | |||
+ | ===== メモ ===== | ||
+ | |||
+ | マウントが「Cannot allocate memory」エラーで失敗する場合、共有先のリソースが枯渇しいる可能性が高い。イベントログに「非ページプール割り当ての制限に達したため、サーバーはシステムの非ページプールから割り当てることができませんでした」と出ていたら間違いない。 | ||
+ | |||
+ | 根本的な解決方法はWindows Serverを使えって事になるが、クライアント版でも以下のレジストリエントリを追加すると回避出来る模様。 | ||
+ | |||
+ | ^HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Lanmanserver\Parameters ^^^ | ||
+ | |Size|DWORD|3| | ||
+ | |IRPStackSize|DWORD|50| | ||
+ | |MaxMpxCt|DWORD|255| | ||
+ | |MaxWorkItems|DWORD|1024| | ||
===== 感想 ===== | ===== 感想 ===== | ||
行 56: | 行 70: | ||
用途特化系のディストリビューションって、フットプリントを削減するために必要最低限の機能しかなく、システム領域もカツカツだったりでカスタマイズするのが大変という印象があったが、一概にそうとも言えないんだなーと思いました。まる。 | 用途特化系のディストリビューションって、フットプリントを削減するために必要最低限の機能しかなく、システム領域もカツカツだったりでカスタマイズするのが大変という印象があったが、一概にそうとも言えないんだなーと思いました。まる。 | ||
+ | |||
+ | ===== 参考サイト ===== | ||
+ | * [[http:// | ||
+ | * [[http:// | ||
+ | * [[http:// | ||
+ | * [[http:// | ||
+ | * [[http:// | ||
~~DISCUSSION~~ | ~~DISCUSSION~~ | ||
+ |