nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp [2014-03-12 12:57]
Decomo [参考サイト]
nas4free:mount_cifs_and_publish_ftp [2020-10-16 23:18] (現在)
行 2: 行 2:
  
 ===== 背景 ===== ===== 背景 =====
-知り合いがWindows 7をファイルサーバにしており、共有フォルダをFTPで公開したいと申す。当初はFileZilla ServerでFTPを立てていたが、英語だし設定が面倒知人自身に保守させるのは無理がある。そこで、NAS4Freeで共有フォルダをマウントし、ブラウザで簡単に設定が行えるFTP鯖代わり使ってしまおうと思った次第。+知り合いがWindows 7をファイルサーバにしており、共有フォルダをFTPで公開したいと申す。当初はFileZilla ServerでFTPを立てていたが、英語だし設定が面倒知人自身に管理させるのは無理がある。そこで、NAS4Freeで共有フォルダをマウントし、ブラウザで簡単に設定が行えるFTP鯖代わり使ってしまおうと思った次第。
  
 仮想マシン上で動かせば環境の復元も簡単だし、何よりセキュリティ面でも安心だし一石二鳥でウマー。 仮想マシン上で動かせば環境の復元も簡単だし、何よりセキュリティ面でも安心だし一石二鳥でウマー。
  
 ===== 環境 ===== ===== 環境 =====
 +  * NAS4Free 9.2.0.1 
 +  * Windows 7 Professional
 ===== 設定 ===== ===== 設定 =====
  
-libiconv.soが無いと言われるので、シンボリックリンクを張る。+nsmb.confでcharasetsを指定するとマウント時にlibiconv.soが無いと言われるので、シンボリックリンクを張る。
 <code bash> <code bash>
 cd /usr/local/lib/ cd /usr/local/lib/
行 35: 行 36:
  
 注意点 注意点
-  * ワークグループ名(WORKGROUP)、サーバ名(SERVERNAME)、ユーザー名(USERNAME)は全部大文字にしなければならないっぽい。+  * ワークグループ名(WORKGROUP)、サーバ名(SERVERNAME)、ユーザー名(USERNAME)は全部大文字にしなければならないっぽい。とりあえずユーザー名が小文字だと、パスワードが合っててもマウントされないことは確認
   * $$cryptedpasswdには<code bash>smbutil crypt 平文パスワード</code>で得られる文字列を指定する。NAS4Freeにsmbutilが含まれていないので、ここだけは別のマシンを用意する必要がある。まぁ、仮想マシンで適当なLiveCDを動かせば済むだろうから、良い時代になったもんだ…。   * $$cryptedpasswdには<code bash>smbutil crypt 平文パスワード</code>で得られる文字列を指定する。NAS4Freeにsmbutilが含まれていないので、ここだけは別のマシンを用意する必要がある。まぁ、仮想マシンで適当なLiveCDを動かせば済むだろうから、良い時代になったもんだ…。
   * 最近のバージョンならcharsetsも正常に機能するっぽい。UTF-8:UTF-8しか試してないけど。   * 最近のバージョンならcharsetsも正常に機能するっぽい。UTF-8:UTF-8しか試してないけど。
行 54: 行 55:
 ===== メモ ===== ===== メモ =====
  
-設定したCIFSのマウントが「Cannot allocate memory」というエラーで失敗する場合、共有先のリソースが枯渇しいる可能性が高い。イベントログに「非ページプール割り当ての制限に達したため、サーバーはシステムの非ページプールから割り当てることができませんでした」と出ていたら間違いない。+マウントが「Cannot allocate memory」エラーで失敗する場合、共有先のリソースが枯渇しいる可能性が高い。イベントログに「非ページプール割り当ての制限に達したため、サーバーはシステムの非ページプールから割り当てることができませんでした」と出ていたら間違いない。
  
 根本的な解決方法はWindows Serverを使えって事になるが、クライアント版でも以下のレジストリエントリを追加すると回避出来る模様。 根本的な解決方法はWindows Serverを使えって事になるが、クライアント版でも以下のレジストリエントリを追加すると回避出来る模様。
行 78: 行 79:
  
 ~~DISCUSSION~~ ~~DISCUSSION~~
 +
  • nas4free/mount_cifs_and_publish_ftp.1394596668.txt.gz
  • 最終更新: 2014-03-12 12:57
  • by Decomo