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blog:2020:2020-10-07 [2020-10-08 11:52] Decomo |
blog:2020:2020-10-07 [2021-02-24 13:25] Decomo |
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====== ZFSにdRAID(パリティ非クラスタ化RAID)が来る ====== | ====== ZFSにdRAID(パリティ非クラスタ化RAID)が来る ====== | ||
- | OpenZFS 2.1で分散ホットスペアを実現する新たなプール構成「[[https:// | + | 分散ホットスペアを実現する新たなプール構成「[[https:// |
- | 現在のZFSでは、ホットスペアはプールの予備デバイスという扱いとなっている。伝統的なRAIDシステムと同じ考え方で、ホットスペアは障害が起きたvdevの物理デバイスを置き換え、vdev内でresilver(データの復元とパリティの再計算)が行われる。抽象化が進んでいるZFSシステムの中では珍しく、割と物理デバイスを意識させる実装となっている。 | + | 現在のZFSにおいて、ホットスペアはプールの予備デバイスという扱いとなっている。伝統的なRAIDシステムと同じ考え方で、ホットスペアは障害が起きたvdevの物理デバイスを置き換え、vdev内でresilver(データの復元とパリティの再計算)が行われる。抽象化が進んでいるZFSシステムの中では珍しく、割と物理デバイスを意識させる実装となっている。 |
- | dRAIDでは、そんなホットスペアデバイスの抽象化が行われる。表面上は今まで通りプールにスペアデバイスがあるように振る舞うが、内部的にはホットスペア用のブロックがvdevを構成する物理デバイスに分散して確保され、vdevに所属する仮想的な予備デバイスという扱いになる。デバイス障害時には、プールの全デバイスがかかわり分散的にデータ/ | + | dRAIDでは、そんなホットスペアデバイスの抽象化が行われる。表面上は今まで通りプールにスペアデバイスがあるように振る舞うが、内部的にはホットスペア用のブロックがvdevを構成する物理デバイスに分散して確保され、vdevに所属する仮想的な予備デバイスという扱いになる。デバイス障害時には、プールの全デバイスが分散的にデータ/ |
言葉だけだとイメージが付きにくいが、図を見れば簡単に理解できるかと。 | 言葉だけだとイメージが付きにくいが、図を見れば簡単に理解できるかと。 |