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blog:2023:2023-01-21 [2023-01-21 21:57]
Decomo 作成
blog:2023:2023-01-21 [2023-01-23 17:21] (現在)
Decomo
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 ''freebsd-update''などでシステム更新の際、手順ミスでライブラリに不整合が生じることがある。''Shared object "libxyzw.so.8" not found''的なアレ。 ''freebsd-update''などでシステム更新の際、手順ミスでライブラリに不整合が生じることがある。''Shared object "libxyzw.so.8" not found''的なアレ。
  
-これがログインシェルで起きると悲劇で、シェルの起動に失敗しシステムにログインできなくなってしまう。+これがログインシェルで起きると悲劇で、シェルの起動に失敗しシステムにログインできなくなってしまう。マシンに物理アクセス可能ならシングルユーザーモードなりで復旧可能だが、アクセス手段がsshとかしかなかったりすると詰むんですわ。お察しの通り、記事にしてるくらいだから実際に詰んだんですけどね
  
-マシンに物理アクセス可能ならシングルユーザーモードなりで復旧可能だが、sshしかアクセス手段がなかったりすると詰むんですわ。記事にしてるくらいだから実際に詰んだんですけどね。 +実家サーバをfreebsd-updateが中途半端な状態で再起動したら、以下のような状態でsshログイン不可になってしまった。
- +
-実家サーバをfreebsd-updateが中途半端な状態で再起動したら、以下のような状態でsshログイン不可になったんですわ+
  
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-接続自体は出来てるので起動するシェルの変更さえできれば回避できそうなものの、ssh経由でそれを実現する方法はついぞ見つけられなかった。実のところ作業自体は実家帰省中に行っており、目の前にサーバも液晶モニタもあるのにD-Sub→DVI-Iのケーブルがなく、手も足も出なかったという……+ログインシェルの変更さえできればリモートアクセスできそうなものの、ssh経由で実現する方法はついぞ見つけられなかった。実のところ作業自体は11月の実家帰省中に行っており、目の前にマシンも液晶モニタもあるのにD-Sub→DVI-Iのケーブルがなく、手も足も出なかったという。この度、ケーブル持参でようやく復旧できたというわけ。
  
-bashのインストで静的リンクオプションが存在する理由を身をもって理解した。+そもそも、リモトアクセス手段しかない状態システム更新すんなよって話だが…静的リンクなbashであるbash-staticPortsに存在する理由を“わからせ”られた。
  
-というわけで、動的リンクなシェルをログインシェルにしてはいけない。それが難場合は、/bin/shをログインシェルとする緊急用ユーザーを作っておくと安全だろう。+というわけで、動的リンクなシェルをログインシェルにしてはいけない。どうても設定する場合は、/bin/shをログインシェルとするリモートアクセス可能な緊急回復用ユーザー((rootとtoorの関係が近いが、well-knownなユーザーをssh可にするのは流石に怖い))を作っておくと良いだろう。
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  • 最終更新: 2023-01-21 21:57
  • by Decomo