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blog:2024:2024-05-26 [2024-05-26 23:43] (現在)
Decomo 作成
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 +====== ロシアの白パン、シティ・ローフが簡単だけど素朴で美味しい ======
  
 +朝食用のパンを自分で焼くようになって1年ほどになる。
 +
 +市販のパンは毎日食べるには甘すぎぃ!!って所から始めた自作なんだけれども、最初はフライパンでお手軽に作る方向だったのに、オーブンを使った普通のパン→天然酵母を使ったパン→型買って食パン→クリームパンを作ってみたり、小麦粉の種類を様々試してみたりと、生来の凝り性が災いし着々と沼っているのである。
 +
 +最近はハード系のパンや黒パン欲が出ているのだが、色々と面倒なんですな。材料がちょっと違ったり、フランスパンにはフランスパンの型が必要だったり、ライ麦粉は良いお値段だし。
 +
 +そんな中、嫁が「[[https://jp.rbth.com/cuisine/83786-city-loaf-katei-de-yakeru-soren-fuu-chousyoku-pan-recipe|シティ・ローフ:家庭で焼けるソ連風の朝食パン]]」なるものを見つけてきた。前発酵があり少し面倒ではあるものの、材料・手順ともにシンプル。なのにこれがなかなかどうして超美味しいじゃありませんか。
 +
 +シティ・ローフが作れなくなると、うちのQoLが激下がりなので、レシピを転載させていただく。
 +
 +===== 材料 =====
 +
 +前発酵生地用
 +
 +^  材料  ^  分量  ^  備考  ^
 +| 強力粉 |  225g | |
 +| 水 |  125g | 30℃くらいに温める |
 +| ドライイースト |  2g |
 +
 +生地用
 +
 +^  材料  ^  分量  ^  備考  ^
 +| 強力粉 | 190g | |
 +| 水 |  100ml | |
 +| バター | 10g | |
 +| 砂糖 |  17g | 半量にするとほんのり甘い程度になる。お好みで。 |
 +| 塩 |  6g |
 +
 +前発酵生地のおかげか、分量や材料には結構寛容に思う。うちでは強力粉の一部を全粒粉に置き換えたり、砂糖を半量にしているが失敗知らず。
 +
 +===== 作り方 =====
 +
 +前発酵生地
 +
 +  - 材料を混ぜる
 +   * はじめに水っぽさがなくなるまで指先で混ぜると、手のひらがベタベタしなくて済む
 +  - 生地がまとまり滑らかになるまで、手のひらで数分こねる
 +  - 生地ができたらボウルの底に広げ、乾かないように濡れ布巾やラップをかぶせ2時間程度発酵させる
 +   * 元レシピによれば「大きく膨らんでから少し縮み始めたら出来上がり」だそうだが、ここまで行かなくても問題なさそう
 +
 +生地
 +
 +  - できあがった前発酵生地に、砂糖、塩を溶いた水を加える
 +  - 更に強力粉、室温に戻したバターを加える
 +  - 生地が一体化するまで10分程度こねる
 +    * ここでも、はじめに指先で混ぜておくと、手がベタベタせずに済む
 +  - 生地が滑らかになったら生地を丸め、薄く油を塗ったボウルに入れる
 +    * 生地捏ねで使ったボウルでOK
 +  - 乾燥しないように1.5時間ほど発酵させる。大きさが倍になったら完了
 +
 +焼成
 +
 +  - 膨らんだ生地を作業台に置き、拳で空気を抜く
 +  - 三等分に丸め、乾燥しないように10分ほど休ませる
 +  - 1つの塊を厚さ1cmほどに伸ばす
 +  - 祝儀袋を折る要領で、左右を三つ折りにする
 +  - さらに上下を閉じるように二つ折りし、餃子の皮を閉じる要領で開いてる面を閉じる
 +  - レモンのような形に成形する
 +    * ピロシキのような形、と言った方が分かりやすいかも。
 +  - クッキングシートを引いた天板に置き、乾かないように45分ほど発酵させる
 +    * かなり膨らむので間隔は十分に空ける 
 +  - 220℃に予熱したオーブンで15~20分焼く
 +    * 焼き時間はオーブン依存とはいえ、20分はやり過ぎな気がする。まずは13~16分くらいで様子を見るのが良いと思う。13分だとソフトフランスのような焼き上がりになる。
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  • 最終更新: 2024-05-26 23:43
  • by Decomo