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PCIe bifurcationで複数のNVMe SSDを1つのPCIeスロットに組み込む

自宅サーバにはPCIe x4のU.2 SSDが2台搭載されている。それぞれU.2 (SFF-8639)→PCIeのライザーカードで接続しているため、PCIe x8スロットを2本占有してしまっている。PCIe bifurcationを使うと1スロットにSSDを集約できそうなので試してみた。

マザーボード SuperMicro X10Dri
SSD SAMSUNG PM983 ×2台 PCIe 3.0 x4接続のU.2 SSD
ライザーカード CEACENT ANU22PE08 PCIe 3.0 x8を2つのMini-SAS HD (SFF-8643)に変換

PCIe bifurcationとは、PCI Expressスロットのリンクを小さなリンクに分割し、複数の独立したPCIeスロットとして扱う機能である。例えばPCIe x16のスロットなら、PCIe x8のスロット2つ、あるいはPCIe x4のスロット4つへと論理的に分割して使うことができる。

この機能を使えば、複数のPCIeデバイスを1つの物理PCIeスロットに接続し、貴重な物理PCIeスロットを効率的に使うことができるというわけだ。

PCIe bifurcationを有効にするには、BIOSの設定で分割パターンを選ぶだけだが、もちろんマザーボードとBIOSが対応してる必要がある。また、分割されたPCIeリンクを引き出すライザーカードは用意する必要がある。

  • pc/install_ssds_to_one_pcie_with_pcie_bifurcation.1599911158.txt.gz
  • 最終更新: 2020-09-12 20:45
  • by Decomo