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Proxmox VE 6.2でHDDをRDM (Raw Device Mapping)

ホスト側のデバイスファイルを、ストレージないしブロックデバイスとしてゲストにくっつけるだけで良いっぽい。

Proxmoxのストレージ画面でRDMするHDDを確認する。重要なのはHDDのモデル名とシリアル番号。

シェルを開いてHDDをVMにくっつける。

この時、HDDを指定するパスは/dev/disk/by-id/以下のものを使う。/dev/sdaみたいなパスでもRDM自体は出来るのだが、デバイス名とストレージの対応付けが変化する可能性があるため、確実に一意に定まるby-idのパスの方が良いというわけ。

# qm set 100 -virtio0 /dev/disk/by-id/ata-HGST_HUH728080ALE604_VKHV9Z7X
# qm set 100 -virtio1 /dev/disk/by-id/ata-HGST_HUH728080ALE604_VLG7NZGY
# qm set 100 -virtio2 /dev/disk/by-id/ata-MARSHAL_MAL38000NS-T72_37F5K073FDMF
# qm set 100 -virtio3 /dev/disk/by-id/ata-TOSHIBA_MD05ACA800_37H1K0KYFYZD

-virtio0の部分はゲストへの公開方法を表す。上記ではVirtIOのブロックデバイスとして出しているが、SCSIとして出したければ-scsi0という風にする。

問題なくアタッチできてれば、VM管理画面で「ハードディスク」が追加されているのが確認できる。

これでVM側では、追加したHDDがブロックデバイスないし仮想ストレージとして見える。

  • virtualization/proxmox_ve_6_2_rdm.1605656761.txt.gz
  • 最終更新: 2020-11-18 08:46
  • by Decomo