ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × « REALFORCE R2に交換用Caps Lock/Ctrlキーキャップが付属しない件 飛ばしたFreeBSDをbsdinstallで復旧 » ミスって家鯖のFreeBSD環境を飛ばしてしまった 家鯖のFreeBSDをミスってrm -rf /してしまった。ぼくも流石にそこまでアホではないので、rm -rf /を直接実行したわけではなく、結果としてそうなったという感じ。いにしえのRoot on ZFS環境からBoot EnvironmentなZFS構成に変更していた際の出来事である。 幸い/usr/homeは別プールでマウントもしていなかったので最悪の事態は免れた。しかし、FreeBSD 9-BETA3の頃から連綿と続いてきた環境が飛んでしまった。途中で気づいたので全損ではないが、何がどこまで残ってるのかも分からないし調べるのも面倒。ここは素直に出たばかりの13.0-RELEASEで構築し直しですかね…。 システムの安らかな成仏を願いつ、本システムにまつわる昔話をしてみる。 本システムを組んだのは2011年10月頃。実際には夏頃から作り始めてた気がする。 当時動かしていた家鯖はポリカMac miniにUSB-SATA変換でHDDを繋いだものだった。HDDが足りなくなってきたこと、もう少し自由な環境にしたかったこと(BSDベースとはいえMacは何だかんだクセがあって大変だった)が理由で、移行先の調査をしていたところにFreeBSDとZFSを使う方法を見つけた。このころのHDDは容量の増加が伸び悩んでて、3TBのモデルが出回り始めた時世である。容量を稼ぐにはRAIDが必然だった。信頼性を取るとH/W RAIDになるが値段も消費電力も敷居も高く、一方チプセRAIDは身近でいい話を聞かなかったし、汎用性に欠けるので使いたくなかった。 こんな状況でZFSに出会ったものだから、まさに渡りに船状態、その衝撃たるや半端なかった。FreeBSDには多少の覚えがあったし、ちょうど放出品のMicroServerでNASを作るのが流行ってたこともあって、すぐさまFreeBSDとZFSな家鯖作りを始めたという具合。Root on ZFSな環境を作るのに、何回もFreeBSDをインストールし直し、幾度となくzpool, zfsコマンドを叩いた。めげずによくやったもんだわ。 それから10年、大きく5回のハードウェア構成変更、システムプールのHDD→SSD化、データプールの構成変更(RAID-Z [HDDx4]→RAID-Z+0 [HDDx3x2]→RAID-Z [HDDx4]→RAID-Z2 [HDDx5])や物理と仮想を行ったり来たり、時にはカーネル更新に失敗してbuildworldする羽目になりながらも、途中での環境作り直しもなくやってきた。 ProLiant MicroServer (AMD Turion II NEO N36L) H77 Pro4/MVP (Xeon E3-1240L) ESXiでP2V Z77A-GD65 (Xeon E3-1260L) 物理に戻した C2750D4I (Atom C2750) X10DRi (Xeon Xeon E5-2648Lv3 → E5-2673v3) 当初物理、2021年2月からPVEでP2V そんな秘伝のシステムを不注意でポアしてしまって本当に悲しい…。 Legacy ZFSブートからUEFIブートへの変更を乗り越え、今度はBoot Environment化を目論んでいたのに……そのための手順と記事をチマチマ書いてたのに………。ZFSなんだから、破壊的操作の前にスナップショット取っておけって話である。実際、取ろうかどうか迷った挙句、取らなかったんだよね…………。後悔先に立たず。 Comments Name E-Mail Website 人間の証明として、ボックス内の全ての文字を入力してください。 この項目は空のままにして下さい:Preview Comment blog/2021/2021-04-19.txt 最終更新: 2021-04-21 08:17by Decomo