Windows 10のEmacs 26.1とplinkでTRAMPを使う

Windows 7 + NTEmacs 23(とMinGW/msysを入れた環境)のころは、何もしなくても/sshでTRAMPできてた記憶があるんだが、新環境では上手くいかなくて設定に結構苦労したのでメモ。

手順なんて大層なもんではなく、plink.exeへのパスを通すだけだったりする…。

WindowsのPATH環境変数に以下のパスを追加する。もちろん、パス情報は各人の環境に読み替えてくだしあ。

  • C:\Program Files\PuTTY

もしかすると、emacs側で追加する方法でもいけるかも?

(setenv "PATH" (format "C:\\Program Files\\PuTTY;%s"  (getenv "PATH")))

念のため、scratchバッファでtramp-default-methodの値を確認してみる。

tramp-default-method # 最後にC-jで式を評価
"pscp"

plink, pscp, psftpのいずれかが表示されればおk。C-x C-f /plink:USER@HOST:/remoto/host/path という具合でリモートホストにつながるはず。

pscp, psftpになってると、巨大ファイルの転送時の効率が上がるらしい。明示的に指定したければ、init.elに(setq tramp-default-method “pscp”)てな具合で設定しておくんなまし。御覧の通り、うちの環境では何もしなくてもpscpが設定されてるんだけど、どうもplink + base64のまま切り替わってないっぽい…。現状困ってないから原因は調べてない。

  • emacs/emacs26.1_use_tramp_with_plink.txt
  • 最終更新: 2018-06-08 18:40
  • by Decomo