FreeBSDのインストーラ環境にsshでログイン出来るようにする

自由なZFS構成でFreeBSDをインストールする場合など、インストーラのシェル(以下Live環境とする)で大量のコマンドを発行しなければならない事がある。コンソールで直接打つのは面倒かつ事故の元なので、Live環境にsshでログイン出来るようにしちゃおう大作戦。

  • FreeBSD 11.0-RELEASE
  • FreeBSD 11.1-RELEASE

unionfsが使えるバージョンならどれでも行けると思う。多分。

インストーラからシェルに落ちてNICにIPアドレスを降る。

# ifconfig em0 192.168.0.100 netmask 255.255.255.0

必要ならデフォルトゲートウェイを設定する(通常、LAN内なら不要)。

# route add default 192.168.0.1
# mkdir /tmp/etc
# mount -t unionfs /tmp/etc /etc

rootでのログインを許可する。

# echo 'PermitRootLogin yes' >> /etc/ssh/sshd_config

rootのパスワードを設定。

# passwd

sshdを起動

# service sshd onestart

「NICの設定」で設定したIPアドレス宛にsshし、rootでログインできれば成功。

当然ながらrootであるからして、特にVPS環境などで行う場合はセキュリティ面に十分配慮されたし。実際、新規VPSで4時間ほっといただけで5回も攻撃されたし…(llФwФ`)ガクガクブルブル。IP晒し上げ!!

  • freebsd/login_to_freebsd_live_environment_via_ssh.txt
  • 最終更新: 2017-10-31 17:31
  • by Decomo