RouterOSのSwitch/Bridge/Interfacesについて
RouterOSの管理画面には「Switch」「Bridge」「Interfaces」と似たような項目がある。そして、それぞれのサブ項目も似てて何じゃこりゃという感じ。ドキュメント読んだり色々いじってみるに、おおむねOSI参照モデルのL1, L2, L3に対応した概念となっているようだ。
Switch
ルータ/スイッチ内部のスイッチング処理ハードウェアに対応する要素。恐らく、ブロックダイヤグラムに記載のスイッチチップの数だけ作られる。
CRS326-24S+2Q+RMのSwitch設定画面とブロックダイヤグラムの対比は下図の通り。
ハードウェア由来なのでSwitchの追加や削除は無理。
Bridge
ネットワークセグメントに対応する要素。いわゆる普通の“ブリッジ”。
同じBridgeに所属するInterfacesが同一のセグメントとして扱われる。
自由に追加や削除、所属するInterfacesを変えることができる。しかし構成によってはハードウェアオフロードが効かなかったり、Switch間の内部インタフェースがボトルネックになったりするので注意が必要。
Interfaces
ネットワークの接続点に対応する要素。
物理ポートはもちろんのこと、VLANのインタフェースなどの仮想ポートもInterfaceとなる。