ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × C2750D4Iでwatchdogタイマーを使ってるならBMCのファームを上げるべし C2750D4I/C2550D4Iを使ってるシステムで、かつウォッチドッグタイマーを有効にしているなら、今すぐBMCのファームウェアを00.30.00(2017-05-29時点の最新版)に更新した方がよさげ。 以前のファームウェアだと、ウォッチドッグタイマーのリセットがかかる度に、BMCの内蔵フラッシュメモリへ設定のバッグアップが行われてしまっている模様。つまり、タイマーのリセット間隔によっては短時間でBMCのフラッシュが亡くなり、最悪の場合マザボがまな板化するとのこと。 ASRockの更新履歴では「Fix on Watchdog Timer.」と一言しか言及されてないが、割とヤバげなバグな気がす。 ところで最近、うちのC2750D4I with FreeBSD 11は何かの拍子で落ちて勝手にリブートしてることがある。その時は必ず「Processor | FRB2/Hang in POST failure」というイベントが記録されているんだけど、これもファーム更新で直ったりしませんかね…。 参考サイト ASRock Rack C2750D4I BMC / Watchdog Issue - Powered by Kayako Help Desk Software ASROCK C2550D4i / C2750D4i - New BMC firmware revision 00.30.00 fixes critical watchdog bug - Motherboards - openmediavault How to: Avoid dead ASRock C2x50 D4i boards by disabling the watchdog | FreeNAS Community C2750D4IのファンをIPMIで制御する 変態紳士ASRockの変態マザーC2750D4Iのファン速度を、IPMIで操作する方法のメモ。冷暖房不備の自宅サーバで使ってるもんで、夏場のここぞって時には強制的に回転数を上げたい時があるのだよ。制御方法はipmitoolコマンドでバイト列を投げるだけ。姉妹モデルのC2550D4I, C2450D4I+でも使えるらしい。これならファン制御ソフトのないFreeBSDでも使えるよ、やったねタエちゃん!! ipmitool raw 0x3a 0x01 ア イ ウ エ オ カ 0x00 0x00 引数ア~カには対応するファンの回転数を指定する。値はPWMのデューティ比だと思われる。 引数 ファン 値 ア CPU_FAN1 0x01 : Smart Fan(BIOS設定での自動制御) 0x04 : 回転数最小 0xnn : ⇅ 0x64 : 回転数最大 イ CPU_FAN2 ウ REAR_FAN1 エ REAR_FAN2 オ FRNT_FAN1 カ FRNT_FAN2 例えば、全部のファンをフル回転させるには以下のようにする。10進数も通るので、値は4~100で書いたほうが分かりやすいかも。 ipmitool raw 0x3a 0x01 0x64 0x64 0x64 0x64 0x64 0x64 0x00 0x00 実行例。 (最大) $ sudo ipmitool raw 0x3a 0x01 0x64 0x64 0x64 0x64 0x64 0x64 0x00 0x00 $ ipmitool sdr type 'Fan' CPU_FAN1 | 0Fh | ok | 7.0 | 1300 RPM REAR_FAN1 | 11h | ok | 7.0 | 1900 RPM FRNT_FAN1 | 13h | ok | 7.0 | 1500 RPM FRNT_FAN2 | 14h | ok | 7.0 | 600 RPM REAR_FAN2 | 15h | ns | 7.0 | No Reading CPU_FAN2 | 17h | lnc | 7.0 | 0 RPM (最小) $ sudo ipmitool raw 0x3a 0x01 0x04 0x04 0x04 0x04 0x04 0x04 0x00 0x00 $ ipmitool sdr type 'Fan' CPU_FAN1 | 0Fh | ok | 7.0 | 600 RPM REAR_FAN1 | 11h | ok | 7.0 | 800 RPM FRNT_FAN1 | 13h | ok | 7.0 | 500 RPM FRNT_FAN2 | 14h | ok | 7.0 | 600 RPM REAR_FAN2 | 15h | ns | 7.0 | No Reading CPU_FAN2 | 17h | lnc | 7.0 | 0 RPM (Smart Fan) $ sudo ipmitool raw 0x3a 0x01 0x01 0x01 0x01 0x01 0x01 0x01 0x00 0x00 $ ipmitool sdr type 'Fan' CPU_FAN1 | 0Fh | ok | 7.0 | 1300 RPM REAR_FAN1 | 11h | ok | 7.0 | 800 RPM FRNT_FAN1 | 13h | ok | 7.0 | 500 RPM FRNT_FAN2 | 14h | ok | 7.0 | 600 RPM REAR_FAN2 | 15h | ns | 7.0 | No Reading CPU_FAN2 | 17h | lnc | 7.0 | 0 RPM なんぞCPU_FAN1の挙動がおかしいけど、他は設定値通りに動いてるようなので気にしない。 尚、本M/BのCPUはファンレスで概ね大丈夫(公式にはヒートシンクを通る風が2CFM未満の場合はファンが必要)なのだが、CPUよりも先にSATAチップの方が音を上げるので、筐体内のエアフローには配慮が必要だ。HDDへ長時間アクセスすると特定のHDDが脱落する現象に見舞われていたが、どうも原因はSATAチップの過熱のようだった。なんたって触れるとアチッとなるくらいだったので。 とりあえずクールスタッフを貼り付けて、マザボを冷やす12cmファンも設置して様子見中。 参考サイト Fan speed control on C2750D4I/C2550D4I Asrock boards start.txt 最終更新: 2022-07-27 15:26by Decomo