ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × 開発中のFirefox 57(Nightly)とツリー型タブ2.0が超良い感じ 今や事あるごとにオワコンオワコン言われるFirefox。Webの解放と動作の軽快さを引っさげ登場した頃の面影は今いずこ、バージョンアップの度に重くなり、メモリをバカ食いし、不安定になってきたけど、それでも/-騙し騙し-/あの手この手で使い続けてきたのは、ひとえにpiro神のツリー型タブの存在が極めて大きい。未だにFirefoxに固執している諸兄の思いも同様だろうと察する。 XUL廃止がいよいよ秒読み段階に入り、TSTが使えないならFirefoxに拘る必要もないよねーってなもんで、ここ最近は移行先をあれこれ探してた。 WindowsだけならPale MoonのようにXUL続ける宣言したブラウザを使う手もあるが、Mac版がないのが厳しい。(それにMozillaも匙を投げるくらいだからXULの将来性はかなり怪しい気がする。)Chromeは宗教的理由で使いたくない。ツリーには出来ないものの標準で縦タブ機能を持っているVivaldiが最有力と見て、家のMacと会社のWindowsの両方で試験運用してた。 Vivaldiは2年ほど前に移行先として検討してた事があり、当時と較べて更に使いやすくなった。Firefox登場時のワクワク感を体験できる良いブラウザだと思う。ウェブパネルは秀逸だし、アドインはChromeのそれが殆どそのまま使えるし。 そんな感じでVivaldiに本格移行する気満々だったんだけど、TSTのWebExtension版が開発中という情報をゲッツ。試しにFirefox 57のNightlyとセットで入れてみたら、なにこれ超いいじゃん!今まで通りTSTが使えるし、動作軽快、フォントの描画も綺麗になって素晴らしすぎる。 現状、アドイン側からFirefox本体の標準タブを消す方法がないそうでTSTを入れると2重タブ状態になってしまうが、userChrome.cssを弄って標準タブを消せばおk。↓こんな感じ。 なおMacも同様だが、Macの場合メニューバーがないためウィンドウ閉じるボタン系と、ブラウザの戻るボタンが被ってしまい残念な感じに。やむなく2重タブ状態で使ってるけど、これはこれで右上にマウスカーソルがある時のタブ操作が楽になって結構便利という事が発覚した笑。 XULを捨てるFirefoxに価値はないとか言ってサーセンした。 Firefox 57もTST 2.0も絶賛開発中のα版につき現時点では万人にオススメできるものではないが、人柱上等の人は入れてみるといい。FirefoxとTSTに栄光あれ! Firefoxのフォントレンダリング調整はAnti-Aliasing Tunerが便利 Firefox QuantumあたりでAnti-Aliasing Tunerは動かなくなった。最近のFirefoxとWindows 10の組み合わせでは、特に何の設定もなしにイイ感じでフォントが描画されるようになったので、まぁもう良いんじゃないかなという感じ。 Windowsの最大の欠点と言っても過言ではないのが、フォントのレンダリング品質の低さだ。低いなんて生ぬるいものではなく、スマホはおろかガラケーのフォント描画さえも下回る最低最悪レベルの品質だと思う。 気にならない人は気にならないんだろうが、個人的には超気になる。僕はただ、アンチエイリアシングの掛かった綺麗な画面を見たいだけなのに、Windowsだけは未だに最適解が得られないという残念さ。2016年にもなって、何故こんな非生産的な事で悩まなきゃならないのか…。まぁ、MSが問題視してないからどうしようもないよね。レンダラーのみならずフォントそのものがアレだしね、メイリオUIとか、游ゴシック体とか(游ゴそのものは悪く無いがゲイツレンダラとの相性が最悪だと思うのよね)。そんなんだからMacにシェアを奪(ry と、こんな感じでWindowsのフォント環境についての悪口は幾らでも溢れ出てくるが、愚痴った所で改善されるわけもなし。ここからが本題で、よく使うFirefoxのフォントだけでも綺麗にしようではありませんか。それにはAnti-Aliasing Tunerアドインを使うと便利だ。 ちょっとググっただけでFirefoxのフォントレンダリング設定の情報は様々出てくるが、基本はabout:configで項目をチマチマいじらなければならない。ぶっちゃけ面倒だし、変化もよく分からんしでトライ・アンド・エラーもやり難かった。 本プラグインでは、アンチエイリアシングモードとレンダリングモードを選んでApplyすれば、即座に設定が反映されて非常に便利だ。殆どの場合、これら2つのモードの組み合わせで、好みのレンダリング結果を得られるんじゃなかろうか。どうしても気に入らないって人は、ガンマやコントラストの詳細パラメータを弄ればおk。 自分の環境では、ClearType + Natural Symmetricの組み合わせがよさ気だった。参考程度に調整前と調整後のスクリーンショットを掲載しよう。 Firefoxのリセットは内蔵の「Firefoxをリフレッシュ」が便利 動作が重くなったFirefoxを復活させる手立てとして、Firefoxのキャッシュや履歴の削除という手段が良く用いられる。ちょっと探せばその為のアドオンや解説ページはゴマンと出てくるが、いつ頃からかFirefox自体にリフレッシュ機能が実装されたようだ。 メニューの``[ヘルプ]>[トラブルシューティング情報]``を選択、もしくはアドレスバーに``about:support``と入れて開くと「トラブルシューティング情報」ページが開き、右上にある「Firefoxをリフレッシュ」ボタンを押すと掃除が行われる。 この機能の何が便利って、ブックマークや保存したパスワード、Cookie、開いているタブ情報などは残したまま、拡張機能やツールバーなどのデータだけを消してくれる。で、掃除前のプロファイルはOld Firefox Dataとしてデスクトップに保存されるので、もしリフレッシュ後の状態に支障があればリフレッシュ前に戻すことも可能。素晴らしい。 実際に、プチフリやらAjaxのセッション切れ?が頻発しFirefoxを再起動するまでサービスが使えなくなる状態のFirefoxをリフレッシュしてみたところ、見事に問題が解消された。素晴らしすぎる。 前述の通り、拡張機能とその設定が全てなくなるので、拡張しまくってる人には辛いかもしれないが、リフレッシュを気にアドオンの見直しを行うってのも一興ではなかろうか。Firefoxが重くなる原因は大抵アドオンにあるわけだし。ちなみに、自分はもうツリー型タブとμBlock Originしか入れてない。 良きFirefoxライフを! Firefoxの消えてしまった「以前のセッションを復元」を復元 転ばぬ先の杖というわけで、大変素晴らしいアドオンTab Session Managerを入れておきましょう。 Firefoxの再起動時、何かの弾みでタブのセッション情報が消失し「以前のセッションを復元」が使えなくなることがある。ブックマーク前の有益なサイトを開いてたりすると、さぁ大変だ。 どうにか復元出来ないものかと悪あがきしてたら、以下の方法でセッションを復元出来るようだ。 現在のプロファイルフォルダを開く メニューの [ヘルプ]>[トラブルシューティング情報] の「プロファイルフォルダ」から開くのが簡単&確実。 以下、プロファイルフォルダをmyprofile.defaultとする Firefoxを完全に終了する(メニューから終了させるのが確実)。 myprofile.default/sessionstore-backups フォルダの中から“それっぽい”セッション情報ファイルを探す。ファイルはJSONなので普通にテキストファイルで開ける。 ここで見つからなければ試合終了なので素直に諦めて下さい。 見つけたファイルをmyprofile.defaultフォルダにコピーし、sessionstore.jsにリネーム。 このファイルが「以前のセッションを復元」で使われている模様。すでに存在してたら上書きでおk。 Firefoxを起動すると「以前のセッションを復元」が使えるようになっているハズ。 いやしかし、このセッション情報を壊したくないからプロファイル切り替えたってのに、いつものプロファイルに戻ったら見事にクリアして下さりやがったのは、どういう了見なのMozillaさん(´・ω・`)? start.txt 最終更新: 2022-07-27 15:26by Decomo