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AUGraphへのコールバック設定

最近ハマったこと。

AUGraphにコールバックを通じてデータを流し込む時は、データの受け入れ先としてグラフにAUConverterを追加し、それに対してコールバック関数を設定するようにしないといけないっぽい。

他のAudio Unitにコールバックを設定しても、データの受け渡しが行われているにはいるようだが、非常にノイジーな音になってしまう(除く、出力ユニット)。AudioStreamBasicDescription構造体で入力音声ストリーム情報を設定しようにも、エラーになってしまい、上手く設定されないようだ。

尚、この結果は当方の実験に基づくものであり、公式な文献などで調査したものではないので、間違っていたとしても悪しからずご了承頂きたい。というか、林檎さん、早くCore Audio関連のドキュメントを整備して下さいよ……。

AJZaurusUSBを使ってMacと繋ぐ

リナザウへのデータ転送や同期は、専用ソフトをインストールしたPC(Windows)にUSBで接続して行う。例によって公式にはMacは蚊帳の外だ。

そこで登場するのがAJZaurusUSB

これを入れるとMac OS Xに仮想Ethernetアダプタが追加され、この仮想NICとUSB接続したZaurusの間でEthernet接続が確立されるようになる。ちなみに公式サイトによれば、Zaurus以外でも同じような仕組みで通信するデバイス(iPAQとか)にも使えるらしい。

必ずUSBケーブルを外した状態で、「PCリンク」設定で以下のように設定する。IPアドレスはデフォルトのままでもいいし、適当な値に置き換えてもOK。

  • 公式サイトからAJZaurusUSBをダウンロードする。OS Xのバージョンによって、使用するAJZaurusUSBのバージョンが違うから要注意。
  • 解凍後AJZaurusUSB.pkgを実行してインストール。そして再起動。
  • ZaurusをUSBケーブルで繋ぐとMacの仮想NICが有効になるので、IPアドレス等々を設定。

telnetとアクセス制限

telentでリナザウを弄れると何かと便利なので、使えるようにする。

/etc/inetd.confの行頭コメント(#)を外すだけ。

(上略)
### With tcpd (TCP Wrapper) ###
#ftp    stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.ftpd -l -a
telnet  stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.telnetd
↑この行

上記の方法でtelnetは有効になる。しかしながら、このままだとセキュリティ的にかなり危険だ。何せ、telnetでアクセスさえすれば、誰でもどこからでもパスワート無しでログイン&rootになれてしまう。

そこで、/etc/hosts.allowと/etc/hosts.denyを用いたアクセス制限を行う。基本的には、まず全てのアクセスを拒否するようにし、続いて必要な物のみ許可するように設定する。

まずはアクセス拒否(/etc/hosts.deny)の設定。前途したように、全てのサービスについて全ての接続を拒否する。

ALL:ALL

1つめのALLがサービスを、2つめのALLがホストを表わす。

続いてアクセス許可(/etc/hosts.allow)の設定。今回は192.168.*.*がtelnetを使えるようにした。

in.telnetd: 192.168.

本体を再起動するか、inetdを再起動すれば完了。

# /etc/rc.d/init.d/inet restart

リナザウのNANDフラッシュとHDDのバックアップ

カッとなってLinux Zaurus SL-C3200を買ってしまった。

pdaXromにFirefox、セルフコンパイル環境、KWINSなどなど夢が広がりんぐな訳だが、何はなくともまずは初期環境のバックアップだ。予め140MB以上空きのあるSD/CFカードを用意しておこう。

まずはNANDフラッシュのバックアップ。これをしておかないと、Qtopia環境を復元出来なくなる。

  1. リナザウの電源を落とし、ACアダプタとバッテリを外す。
  2. [D][M]キーを押しながら、ACアダプタを繋ぐ。
  3. 「Service Menu」が表示されるので、その3ページ目「2.BACKUP RESTORE MENU」を選択する。
  4. 更に「2.NAND Flash Back Up」を選び、「Excute backup?」で[OK]キーを押せば、SD/CFカードにNANDフラッシュが書き出しが始まる。
  5. 緑色のバーが右端まで伸び「Backup…OK」と表示されれば終了。[×]キーでService Menu画面に戻ってから電源を切り、ACアダプタを外す(外さないとQtopiaに戻れない)。

所要時間は約40分。成功すれば138428432(132M)バイトのSYSTC320.DBKというファイルがSD/CFカード上に出来ている筈だ。このファイルは、万が一にも失う事の無いよう、大事に保管しておこう。

続いてHDDのバックアップだ。HDD内のデータは、付属のインストールCDから復元できるので、わざわざバックアップしておく必要もないかもしれない。が、一応、念のため。

/hdd3の中身をtarで固めてSD/CFカードに保存する。SD/CFカードに出来たtarballはPCのHDDとかに移しておこう。勿論、リナザウのHDDにtarballを作成して、それをネットワーク経由でコピーしても構わない。

$ tar cvf /mnt/card/Documents.tar /hdd3/Documents/ (670MB)
$ tar cvf /mnt/card/dict1.tar /hdd3/dict1/ (260MB)
$ tar cvf /mnt/card/dict2.tar /hdd3/dict2/ (450MB)

MT-Keystrokesでスパムコメント対策

いい加減、手作業での迷惑コメントの削除が面倒&限界なので、MT-Keystrokesプラグイン Movable Typeコメントスパム対策 - WEBデザイン BLOGを参考に、MT-Keystrokesを導入した。

導入手順は先のサイトを見て頂くとして、MT-Keystrokesの圧縮ファイルへのリンクが間違ってるので注意。この記事の投稿時点では0.1.5が最新版だが、ファイルへのリンクは0.1.4のままになっているので、リンクを抽出して0.1.4となっているところを0.1.5と書き換えてダウンロードしよう。

ちゃんと、導入の効果が出てくれるといいんだけど…。

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo