ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × KiCad 5で既存シンボルをコピペして新しいシンボルを作る KiCad 5のシンボルライブラリエディタ(Eeschema)で、既存のシンボルから新しいシンボルをコピペして作るのに四苦八苦したのでメモ。 元となるシンボルを選択し 右クリック>シンボルをコピー を実行。コピー先のライブラリ上で 右クリック>シンボルを張り付け を実行する。コピー元と先が一緒ならシンボルを複製でもよい。 コピーしたシンボルを選択し 右クリック>シンボルを編集 を実行。右側の編集画面にシンボルがロードされる。 読み込まれたシンボルの シンボル名の上で右クリック>編集 でシンボル名編集ダイアログが開く。これに気付くのに小一時間かかった…。 新しいコンポーネント名を入力してOKすると、シンボル名も自動的に変更される。 あとはライブラリを保存して完了! DT4282の1000V/0.63Aヒューズを飛ばして痛い目をみた 日置のマルチメーターDT4282の電流レンジでJ-FETの選別をしてた際、誤ってプローブをショートさせてしまった。ピーッという音と共に画面が赤くなり最初は何事かと思ったが、測定値が出ないのを見てなるほどガッテン、ヒューズが飛んだんだなと。秋葉原に行くのが面倒で秋月通販したばっかなのに、結局ヒューズ1本のために出向くことになるのかチクショーなどと思いつつテスターを開けると、なんか見たことないヒューズが入ってるんですけど。 白くてデカくて見るからに高そうな雰囲気(写真上。下のは比較用のミゼットヒューズ)。大きさは実測37.95mm×10.31mmなので、38mm×10.3mmないし38mm×10mm規格のセラミック管ヒューズと思われる。定格の1000V/630mAで検索してみたが、販売店が日置の公式ショップしか出てこないという…。しかも1本860円(税抜き)と超高い!普通のヒューズの10倍以上だよ!!その上、送料540円が加算される罠。貧乏人の味方、eBay、AliExpressでも適合品見つからないしまぢ詰んだ。ここでトンでもないミスをやらかしたんだと思い知らされた。ヒューズが飛んだだけに。 送料かかる位なら秋葉原まで行くわ、ってもんでラジオセンターのHIOKIショップに行ってみたら在庫なしで取り寄せになってしまった。結局、発注と受取の電車2往復で540円より高く付いた\(^o^)/まぢつらたん。 左が飛んだヒューズで右が買ってきたやつ。印字の色が違うけど問題はないそうで。まぁ定格が合ってるんだから当然か。モノ自体はHOLLYLANDのヒューズっぽいけど、ほぼHIOKI専用品のようだ。/-まぁ、サイズが適合する元の定格より低い安物で代用できると思う。1000Vなんてまず使わんし500V0.5Aとかので大丈夫じゃね?-/ 電流レンジを使うときは、ちゃんと電流制限機構を入れないとダメですな……人は失敗によって成長するのだ………。 MOSFETリレー回路の詳解サイト発見 アンプのスピーカー保護に使うMOSFETリレー回路に関する、素晴らしい解説サイト(ESP - MOSFET Solid State Relays)を見つけた。 国内サイトの情報だとフォトボルでMOSFETをドライブする方法しか見つからなかったが、上記サイトによればトランスやコンデンサでドライブする事も出来るようで興味深い。 他にもミュート回路の記事を始め、オーディオに関する技術的な読み物が多数あり、非常に勉強になる。平易な英文で読みやすいのも嬉しい。この手の情報ってなかなかまとまってないので、助かるわー。 MacにgEDAをインストール Macで使える電子回路図エディタとして、彼の有名なQt-BSch3Vがあります。実際、コンパイルして使ってみたところ、BSch譲りの簡単で軽快な操作感はとても良かったのですが、どうにも回路図出力で得られる画像が美しくありませんでした。 そこで、GPLで開発されており、よさげな出力結果が得られそうな電子回路図エディタgEDAをインストールしてみました。 準備 基本ライブラリとしてGtk+2とGUILEが必要なので、MacPortsで入れておきます。 $ sudo port install gtk2 $ sudo port install guile 尚、Gtk+2のvariantsにquartzがありますが、これを有効にするとgEDAのビルドでコケるので、無印でインストールして下さい。 また、お好みでlibstrokeを入れます。オプション扱いなので、入れなくても問題はありません。 インストールする場合は、libstrokeのconfig.guess, config.subを新しい物に置き換えて下さい(後でmakeするgschemのものでOK)。素の状態だとファイルの内容が古く「お前(Darwin)なんてターゲット知らねーよ」と言われconfigureが通りません。 $ tar xvzf libstroke-0.5.1.tar.gz $ cd libstroke-0.5.1 $ ./configure --prefix=/opt/local --with-x $ make all $ sudo make install prefixにはインストール先のディレクトリを指定します(以下同様)。これは各自の環境に合わせて変更して下さい。 gEDAのmake ソースはgEDA Project Sourcesからダウンロードして下さい。 libgeda(コアライブラリ)のmake $ tar xvzf libgeda-1.2.0.tar.gz $ cd libgeda-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include --with-x $ make all $ sudo make install LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include にはライブラリとヘッダファイルのパスを指定します(以下同様)。概ねprefixにlibとincludeを付加したものを指定すれば大丈夫です。 部品シンボルのmake $ tar xvzf geda-symbols-1.2.0.tar.gz $ cd geda-symbols-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local $ sudo make install ドキュメントのmake $ tar xvzf geda-docs-1.2.0.tar.gz $ cd geda-docs-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local $ sudo make install ユーティリティのmake $ tar xvzf geda-utils-1.2.0.tar.gz $ cd geda-utils-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include $ make all $ sudo make install gschem(回路エディタ)のmake $ tar xvzf geda-gschem-1.2.0.tar.gz $ cd geda-gschem-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include --with-x $ make all $ sudo make install gsymcheck(シンボルチェッカ)のmake $ tar xvzf geda-gsymcheck-1.2.0.tar.gz $ cd geda-gsymcheck-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include $ make all $ sudo make install gattrib(属性エディタ)のmake $ tar xvzf geda-gattrib-1.2.0.tar.gz $ cd geda-gattrib-1.2.0 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include $ make all $ sudo make install 回路図を描くだけならば、ここまででOKかもしれません。 gnetlist(ネットリスト生成プログラム)のmake $ tar xvzf geda-gnetlist-1.2.0.tar.gz $ cd geda-gnetlist-1.2.0 ../configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include $ make all $ sudo make install PCB(プリント基板レイアウトプログラム)のmake $ tar xvzf pcb-20070208p1.tar.gz $ cd pcb-20070208p1 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include --with-x $ make all $ sudo make install gerbv(ガーバーファイルビューワ)のmake $ tar xvzf gerbv-1.0.2.tar.gz $ cd gerbv-1.0.2 $ ./configure --prefix=/opt/local LDFLAGS=-L/opt/local/lib CPPFLAGS=-I/opt/local/include $ make all $ sudo make install 以上でインストールは完了です。 xtermでgschemと打てば、回路エディタのgschemが起動する筈です。 しかし、そのままでは表示されるフォントが(´・ω・`)がっかりな感じなので、~/.gtkrc-2.0に以下の記述を追加します。 gtk-font-name = "Lucida Grande 14" これでUIのフォントがMacっぽくなります(「っぽい」だけですが)。 参考サイト gEDAのインストール gEDA+PCBでプリント基板を作る start.txt 最終更新: 2022-07-27 15:26by Decomo