ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × « FreeBSDのMariaDBでリモートクライアントからの接続を許可する システムフォントをNotoにしてるとVisual Studio 2013がインストールできない件 » FreeBSD PortsにFlavorsなる仕組みが出来てた graphics/pecl-imagickをインストールしようとFreshPortsでportの情報見てたら、“Package flavors”なる項目があるのに気付いた。 ハンドブックによれば、Flavorsとは1つのportに複数のバリエーションを持たせる方法とのこと。多くの機能といくらかのパッケージ依存関係を持つノーマルバージョンと、最低限の機能と依存関係しかない軽量バージョンの2つのFlavorをportに持たせるとか、GUIツールキット毎にFlavorを分けるとか、そういう使い方を想定しているようだ。 2017-11-30にリリースされた仕組みで、どうやらPythonモジュール関連portsの整理かなんかで導入された雰囲気(一次情報を追ったわけではないので当てずっぽう。同日にpy36-*のportsは全てFlavor化されpy-*に統合されている)。 件のpecl-imagickについて言えば、php71/php72/php73とPHPのバージョンごとにFlavorが用意されている(2019-08-15現在)。Flavorの有無はそれぞれのportのディレクトリでmake pretty-flavors-package-namesとすると確認できる。 $ cd /usr/ports/graphics/pecl-imagick $ make pretty-flavors-package-names php73: php73-pecl-imagick-3.4.4 php71: php71-pecl-imagick-3.4.4 php72: php72-pecl-imagick-3.4.4 Flavorの指定はmakeでFLAVOR変数に渡せばおk。 # make FLAVOR=php73 これはなかなか便利ですな。 以前は、lang/php71を使いたいのにPECL拡張モジュールのportはPHP 5.6向けになってて、PHP 7.1用には自前でpeclコマンド叩いて入れなきゃならないって事があったけど、Flavor使えばports/packagesにおんぶにだっこできて楽チン。 あ、書いてて思い出したけど、Flavor付きのportはFlavorごとにpackageが分かれる点は留意の必要あり。上のコマンド例で分かる通り、php73フレーバーでpecl-imagickをインストールした場合、パッケージ名はphp73-pecl-imagickとなる。 Comments Name E-Mail Website 人間の証明として、ボックス内の全ての文字を入力してください。 この項目は空のままにして下さい:Preview Comment blog/2019/2019-08-15.txt 最終更新: 2019-08-15 20:08by Decomo