start

ApacheがCannot load mod_authn_file.soと言って起動しない

社内wikiを立ち上げようと、FreeBSD 10.2-RELEASEにpkgでApache 2.4を入れてservice spache24 startしたら、以下のようなエラーで起動しなかった。

Performing sanity check on apache24 configuration:
httpd: Syntax error on line 66 of /usr/local/etc/apache24/httpd.conf: Cannot load libexec/apache24/mod_authn_file.so into server: Cannot open "/usr/home/www/libexec/apache24/mod_authn_file.so"
Starting apache24.
httpd: Syntax error on line 66 of /usr/local/etc/apache24/httpd.conf: Cannot load libexec/apache24/mod_authn_file.so into server: Cannot open "/usr/home/www/libexec/apache24/mod_authn_file.so"
/usr/local/etc/rc.d/apache24: WARNING: failed to start apache24

mod_authn_file.soってLoadModuleの最初の行じゃないですかー、何でこんな所でコケてるんですかー、やだー!

/usr/local/libexec/apache24/mod_authn_file.soは間違いなくあるし、マジ意味わかんないですケド…。今までずっとports版を使ってきたところに、今回はpkgで導入したからそのせい?なんて思ったりしたが、いくら何でも基本中の基本のモジュール読み込みに失敗するようなバイナリが落ちてくるとは考えられない。

で、まぁ上記のログをよく見てみるとCannot open “/usr/home/www/libexec/apache24/mod_authn_file.so”となってるんですな。うん、これは明らかにオカシイですな。

結局原因はというと、DocumentRootを書き換えたつもりでServerRootを書き換えてたという…。みんなも気をつけようね!

DokuWikiにはSessionとXML Parserが必要

前項の社内WikiというのはDokuWikiな訳だが、無事Apacheが起動したので次はDokuWikiのインストーラを起動したみたところ、start_session(), utf8_encode(), utf8_decode()関数がないと言われて進めなかった。これらもpkgでサクッとインスコ。これらだけならphp56-session, php56-xmlを入れれば事足りるが、php56-extensionsを使って標準っぽいモジュール群を入れておく。

pkg install php56-extensions php56-openssl php56-gd php56-mbstring

DokuWikiの動作にはGDとOpenSSLもあった方がいいのでついでに。mbstringは他のPHPスクリプトで使われてそうだから、これも一緒に。

最終的に導入されたモジュールはこんな感じ。

$ php -m
[PHP Modules]
Core
ctype
date
dom
ereg
filter
gd
hash
iconv
json
libxml
mbstring
mhash
mysqlnd
openssl
pcre
PDO
pdo_sqlite
Phar
posix
Reflection
session
SimpleXML
SPL
sqlite3
standard
tokenizer
xml
xmlreader
xmlwriter
Zend OPcache
zlib

[Zend Modules]
Zend OPcache

これでようやくDokuWikiが使えるようになった。

閃輝暗点がやってきた

先日、会社で昼ごはん食べてたら、右目の視界に違和感を覚えた。視界の右側境界から下部に掛けてザワザワしたノイズのようなものが見え、最初は飛蚊症かとも思ったが、明らかに視界が歪んでおり、中二病的に言えば次元の狭間を垣間見てる感じ。

<imgcaption senkianten1|ファーストインパクト(Wikipediaより転載。Häggström, Mikael. “Medical gallery of Mikael Häggström 2014”)></imgcaption>

調べたところ閃輝暗点っぽい。要は偏頭痛の前兆現象だ。確かに自分は軽度の偏頭痛持ちなので、これが見えても何ら不思議ではない。「閃輝暗点見えたったww」「やべえwwwDecomo君死んじゃうwwww」なんて軽口を同僚と叩いてるうちに症状は収まったが、閃輝暗点後は猛烈な頭痛になるケースが多いらしいので、転ばぬ先の杖ってなもんで、念のためロキソニンを服用。これはまぁ偏頭痛持ちの人じゃないと分からんと思うけど、物凄い偏頭痛は本当にヤバイのよね…。

これで一安心かと思いきや、間もなくセカンドインパクトがやってきた。

<imgcaption senkianten1|セカンドインパクト(Wikipediaより転載)></imgcaption>

この画像のように、マジでカラフルな三角形もといGL_TRIANGLE_STRIPが見えてビビった。それから頭痛が始まったが、ロキソニンを飲んでおいたおかげか、そこまで酷いものではなかった。ま、大事を取って早退したけどw

それにしても、脳って不思議だなー。実際の視覚情報とは全く無関係の幾何学模様が見えるのも不思議だし、見えるモノについても、もっと個人差があっても良さそうなものだが、”閃輝暗点”という共通認識が形成される程度には普遍的な事象の訳でしょ?自分が見たのも、上記2画像まさにそのものだったし。何らかの進化上の合理性があるからなのか、あるいは、ただのバグだったとしても何故同じバグり方をするのか。人体の神秘だね!

尚、僕は偏頭痛の存在を知るまで、人類はみな一様に何でもない時に頭痛が起きるものだと思ってたよ!(´・ω・`)

ZFSでディスクを交換する時はgpart backup/restoreが便利

ZFSのミラープールのHDDを交換する時など、新旧のHDDでパーティション構成をそっくりそのまま同じにしたい事がある。gpart showgpart addでチマチマ目コピーしてもいいのだが、というか今まで自分はそうしてたのだけど、gpart backupgpart restoreでパーティション情報をコピー出来ると知った。

使い方は簡単で、gpart backup コピー元のディスク | gpart restore コピー先のディスクとするだけ。実際の作業は↓こんな感じ。

$ gpart show ada1
=>        34  5860533101  ada1  GPT  (2.7T)
          34           6        - free -  (3.0K)
          40  5858435944     1  freebsd-zfs  (2.7T)
  5858435984     2097151        - free -  (1.0G)

$ gpart show ada2
gpart: No such geom: ada2.

# gpart backup ada1 | gpart restore ada2

$ gpart show ada2
=>        34  5860533101  ada2  GPT  (2.7T)
          34           6        - free -  (3.0K)
          40  5858435944     1  freebsd-zfs  (2.7T)
  5858435984     2097151        - free -  (1.0G)

目コピーと違ってtypoで変なパーティションを作る事もないし、超便利。便宜上「ZFSで~」というタイトルにしたが、勿論ZFS以外でも有用な技だ。

TOSHIBA MQ03ABB300購入

TOSHIBA MQ01ABB200R購入から早1年、またしても家鯖のHDDが手狭になってきたので、東芝の2.5インチで3TBなHDD、MQ03ABB300を購入した。今回はリファービッシュ品ではなく、マーシャル扱いの1年保証付きのバルク品。

例によってベンチマークとS.M.A.R.T.の画像を貼っつけ。USB 3.0変換での計測なので参考程度に。

MQ03ABB300ベンチマーク

MQ03ABB300 S.M.A.R.T

2.73TiBの全領域クリアに8時間17分かかったので、平均転送速度は95MiB/秒となった。今時の2.5インチHDDは超早い。

HP Z210 CMTはSATAのモードをAHCIにしてもIDEが生えてくる

ひょんな事からHP製のデスクトップPC、Z210 CMTを購入した。Sandy Bridge世代のマシンだけど大抵の用途には十分すぎるほどの性能を有していながら、OSなしなら中古で2万円と相当なお買い得品。OSありでも2.5万円ほどからで、この世代のメーカー製PCは本当にお買い得だと思う。下手に自作するより全然安上がりだ。

さて、そんなZ210に手持ちの余剰Windows 7ライセンスでWindows 10を入れたのだが、デバイスマネージャを見てみたらストレージコントローラが標準IDEになってるじゃないですかー、やだー!!

Z210でAHCIモードなのに標準IDEコントローラがある

BIOS設定がIDEのままインスコしたか!?と思って確認するもRAID+AHCIになってるし、IDE→AHCI変更のレジストリをいじっても、再度OSを入れ直しても相変わらずIDEコントローラはいるしで訳が分からないよ!AHCI設定はどこに消えちゃったの…。

もうIDEでいいや…と、諦めかけたその時!デバイスマネージャを良く見たら、下の方にAHCIコントローラがあるじゃん…。ちゃんと有効になってるじゃないですかー、やだー!!

ちゃんとAHCIコントローラがあった

というわけで、Z210 CMT(多分Z210 SFFも)はSATAをAHCIモードにしてもIDEコントローラが生えてくるのであった。/-もしかして他のマシン、つーかWindowsってそういう仕様だっけ・・・?Windowsいじるの久々で忘れちゃった☆(・ω<)-/ → 会社PCで確認したら、やっぱりAHCIの場合はIDEは生えない模様。

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo