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ESXi 5.5にしたらSATAのパススルーが出来なくなった(´・ω・`)

vSphere Hypervisor 5.5のDeep C-State対応の効果を試してみたくて5.0U3から更新してみたら、内蔵SATAとPCIe SATAのパススルーが出来なくなった…。

vSphere Client上はパススルー出来ているように見え、FreeBSD上からもPCIデバイスとして認識されてはいるもののHBAとして機能しない。FreeBSDの問題の可能性もあるが、ダメだこりゃ。

肝心のDeep C-Stateも、うちの環境だと効果がなかった。もはや5.5に留まる理由はないので、ESXi起動時にShift+Rでリカバリモードに入り、さくっと5.0U3にロールバック。

5.1以降、目に見えて安定度というか完成度が下がった気がする…。

ESXi 5.0U3の省電力設定を弄ってみる

おうちサーバの頭痛の種の一つが電気代。1Wと謂えども常時稼働だと1ヵ月で720Whとなり、馬鹿にできない。まさに塵も積もれば山となる。節約には何事も固定値の削減が肝なので、ESXiの省電力設定を弄ってみる。

CPU Intel Xeon E3-1260L (SandyBridge/2.4GHz/4C8T)
M/B MSI Z77A-GD65
RAM 24GB (DDR3-1333 8GB x 2 + DDR3-1333 4GB x 2/1.3V駆動)
VGA CPU内蔵
HDD 3.5インチHDD x 7
2.5インチHDD x 2
2.5インチSSD x 1
PCIe SATA 6Gbpsカード x 1 (Marvell 88SE9123)
PT3
電源 ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUM
VM FreeBSD 9.2-RELEASE
Windows 7 Professional

各VMのログイン画面が表示され、ワットチェッカーが落ち着いた状態で測定。

管理ポリシー 消費電力
高パフォーマンス 72〜73
バランシング済み 71
低電力 69〜70
カスタム 67〜68

おお、結構違いが出るもんやね。

esxtopの表示を信じればESXi 5.0はC2ステート、5.1はC3ステートまでの対応っぽい。5.5はDeep C-State対応ということなので、C6かC7ステートらへんまで使えるのだろう。5.5にすれば更に5W程削れそうな予感? 5.5にしてみたが、esxtopは相変わらずC2ステートまでしか表示してくれなかった。BIOSの設定も問題なさそうだし、CPUが対応してないって事もなさそうなんだが、よくわからん。

PCIX2-4PSATA3とZ77A-GD65は相性が悪い?

Z77A-GD65でProject MのPCIX2-4PSATA3を使おうとしたが、どうにも動作が怪しい。

HDDを接続するポートによってはPOSTすらしない。

POSTするポートでもFreeBSDからだとCAMのタイムアウトを頻発したり、camcontrol devlistで名前が出てこないHDDになったりと、まともに使えない(ESXiでパススルーしてる影響も微レ存)。同じ88SE9230チップを搭載しているRocket 640LはUEFI非対応ってことになってるが、関係あったりするのかなー?

もしくはこのマザボがMarvellチップと相性が悪いのかもしれない。

88SE9123のSATA I/Fも刺さっているのだが、これもパススルーするとVMが起動しなくなる病気持ち(なのでパススルーはせずにESXi用のストレージアダプタとして利用中)。前のマザーH77 Pro4/MVPでは問題なくパススルー出来てたんだけどなぁ。こまっちーんぐ。

「大文字/小文字を区別」環境にCreative Cloudをインストールする

OS OS X v10.8.5
HDD システムパーティション大文字/小文字を区別しない
データパーティション(/Users置き場)大文字/小文字を区別する

システムパーティションが「大文字/小文字を区別する」の場合は、回避不能かもしれません(環境がないので試せません)。

2013/12/2までの申し込みでPhotoshop + Lightroomがずっと月額1000円というのにまんまと釣られ、早速インストールしようとしたらCreative Cloud Installer.appがエラーコード:A12E1を吐いて止まりやんの。

結論から言うと、rootでログインしてインストールすればおk。

どうやらCCIがホームディレクトリにApplicationsディレクトリを作りCreative Cloud関連ファイルのダウンロード先にしているようだが、恐らくファイルシステムが「大文字/小文字を区別」になっていると当該エラーになる模様。Adobeソフトでは良くあるパターンっすな。てか、ホームディレクトリなんて目立つ所に、勝手にディレクトリ作るなよな……。

Creative Cloud.appさえ入ってしまえば通常ユーザーに戻って作業して問題ない。Photoshop CCとLightroom 5でしか試せてないが、問題なくインストール&使用出来ている。

Adobe先生におかれましては、いい加減case-sensitiveなHFSXをサポートして頂きたく。UNIX的使い方をしてると、大文字小文字を区別出来た方が何かと都合がいいので……。

FreeBSD on ESXi 5.1でRDMのHDDが0 MBになってた件

vSphere Hypervisor 5.1 + FreeBSD 9.0-RELEASEで750GBのHDDを物理RDMで使っていたのだけど、いつの間にか「0 MB (no media?)」が出るようになっていた。

2TB以上のストレージで起きるのは環境構築時に遭遇したが、よもや2TB未満のHDDでも発生するとは……しかも8月頃に確認した際は問題なく動いていた。この間、ハードウェア構成もESXiもFreeBSDも変えてないので、原因は全く以て謎。

それでいてgptzfsbootは問題のHDDから行われているっぽいのがイミフ過ぎる。今まで気付かなかったけど、PCIパススルーしたHBAのHDDからはブート出来ないのね(自分の持ってるカードだけかもしれんが)。FreeBSD配下のHDDは基本的にPCIパススルーでくっつけており、SATAポートの関係で件のHDDだけRDMしてたために偶々ブート出来てたっぽい。更に言うと、ブートHDDはZFSでミラーリングしているため、片方がno mediaになってもパススルーの方が生きており使えてたという。綱渡り具合もいいところ。

閑話休題。

とりあえずESXiを介さずにFreeBSDを直接ブートし、まずはRAIDを修復。それからIDEバスに物理RDMし直したところ症状は出なくなったが、今度はCAMがDRDY ERRなるものを吐きまくってなにこれこわい。

ESXi 5.1はどうも安定性に欠ける気がする(根拠は全くない)ので、5.0U3に変えたら落ち着いた模様。SCSIにくっつけると相変わらずno mediaになるけど。前は動いてたのに何でだー。

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  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo