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PCIX2-4PSATA3とZ77A-GD65は相性が悪い?

Z77A-GD65でProject MのPCIX2-4PSATA3を使おうとしたが、どうにも動作が怪しい。

HDDを接続するポートによってはPOSTすらしない。

POSTするポートでもFreeBSDからだとCAMのタイムアウトを頻発したり、camcontrol devlistで名前が出てこないHDDになったりと、まともに使えない(ESXiでパススルーしてる影響も微レ存)。同じ88SE9230チップを搭載しているRocket 640LはUEFI非対応ってことになってるが、関係あったりするのかなー?

もしくはこのマザボがMarvellチップと相性が悪いのかもしれない。

88SE9123のSATA I/Fも刺さっているのだが、これもパススルーするとVMが起動しなくなる病気持ち(なのでパススルーはせずにESXi用のストレージアダプタとして利用中)。前のマザーH77 Pro4/MVPでは問題なくパススルー出来てたんだけどなぁ。こまっちーんぐ。

「大文字/小文字を区別」環境にCreative Cloudをインストールする

OS OS X v10.8.5
HDD システムパーティション大文字/小文字を区別しない
データパーティション(/Users置き場)大文字/小文字を区別する

システムパーティションが「大文字/小文字を区別する」の場合は、回避不能かもしれません(環境がないので試せません)。

2013/12/2までの申し込みでPhotoshop + Lightroomがずっと月額1000円というのにまんまと釣られ、早速インストールしようとしたらCreative Cloud Installer.appがエラーコード:A12E1を吐いて止まりやんの。

結論から言うと、rootでログインしてインストールすればおk。

どうやらCCIがホームディレクトリにApplicationsディレクトリを作りCreative Cloud関連ファイルのダウンロード先にしているようだが、恐らくファイルシステムが「大文字/小文字を区別」になっていると当該エラーになる模様。Adobeソフトでは良くあるパターンっすな。てか、ホームディレクトリなんて目立つ所に、勝手にディレクトリ作るなよな……。

Creative Cloud.appさえ入ってしまえば通常ユーザーに戻って作業して問題ない。Photoshop CCとLightroom 5でしか試せてないが、問題なくインストール&使用出来ている。

Adobe先生におかれましては、いい加減case-sensitiveなHFSXをサポートして頂きたく。UNIX的使い方をしてると、大文字小文字を区別出来た方が何かと都合がいいので……。

FreeBSD on ESXi 5.1でRDMのHDDが0 MBになってた件

vSphere Hypervisor 5.1 + FreeBSD 9.0-RELEASEで750GBのHDDを物理RDMで使っていたのだけど、いつの間にか「0 MB (no media?)」が出るようになっていた。

2TB以上のストレージで起きるのは環境構築時に遭遇したが、よもや2TB未満のHDDでも発生するとは……しかも8月頃に確認した際は問題なく動いていた。この間、ハードウェア構成もESXiもFreeBSDも変えてないので、原因は全く以て謎。

それでいてgptzfsbootは問題のHDDから行われているっぽいのがイミフ過ぎる。今まで気付かなかったけど、PCIパススルーしたHBAのHDDからはブート出来ないのね(自分の持ってるカードだけかもしれんが)。FreeBSD配下のHDDは基本的にPCIパススルーでくっつけており、SATAポートの関係で件のHDDだけRDMしてたために偶々ブート出来てたっぽい。更に言うと、ブートHDDはZFSでミラーリングしているため、片方がno mediaになってもパススルーの方が生きており使えてたという。綱渡り具合もいいところ。

閑話休題。

とりあえずESXiを介さずにFreeBSDを直接ブートし、まずはRAIDを修復。それからIDEバスに物理RDMし直したところ症状は出なくなったが、今度はCAMがDRDY ERRなるものを吐きまくってなにこれこわい。

ESXi 5.1はどうも安定性に欠ける気がする(根拠は全くない)ので、5.0U3に変えたら落ち着いた模様。SCSIにくっつけると相変わらずno mediaになるけど。前は動いてたのに何でだー。

FreeBSD 9.2-RELEASEへのfreebsd-updateに失敗してmake buildworldする羽目になった

freebsd-updateが悪いんじゃありません。更新中に間違ってsshを閉じた自分が悪いんです…
  1. 家鯖(9.0-RELEASE)で88SE9230なSATAカードとZFSのLZ4圧縮を使いたい!!
  2. 9.2-RELEASEに更新しようず。
  3. 2度目のfreebsd-update installの途中で間違ってsshの接続を切る。
  4. とりあえず動いてはいるけど、何か気持ち悪い。freebsd-update installしても「更新は何もない。まずはfetchせよ」とでる。
  5. freebsd-update rollbackってコマンドがあるぞ→詳しく調べもせずに実行。
  6. FreeBSDがブートしなくなる。
  7. シングルユーザーモードで何とか起動。
  8. freebsd-update -r 9.0-RELEASE upgradeでダウングレードを試してみる。
  9. cannot open files/.gz: No such file or directory.とか出る。どうみても怪しい。
  10. ソースから9.2-RELEASEを作れば一番確実?と思い立ちカーネル再構築することに。(←いまここ)

svnupを使う。

昔はCVSupやcsupだったが既に非推奨となっており、9.2-RELEASEのソースは最早正しく取得できない。

cd /usr/ports/net/svnup
make install
設定ファイルを編集
/usr/local/etc/svnup.conf
host=svn0.us-west.freebsd.org
branch=base/releng/9.2
ソース取得

結構時間がかかるのでそのつもりで。

svnup release -v 2

FreeBSDハンドブックを熟読の事。

cd /usr/src
make -j6 buildworld
make -j6 buildkernel

Xeon E3-1260L(2.40GHz)を論理3コア割り当て、2.5インチHDD(750GB/5400rpm)×2のZFSミラーリングの環境において、buildworldは約40分、buildkernelは約10分掛かった。

make installkernel

シングルユーザーモードで再起動する。

ルートを読み書き可能状態でマウントしなおす。

zfs set readonly=off zroot
zfs mount -a

BIOSの時計がローカルタイムの場合は時間を調整。

adjkerntz -i
設定ファイルの更新

念のためバックアップ

cp -Rp /etc /etc.old

マージ

mergemaster -p

インストール

cd /usr/src
make installworld
mergemaster -UPi
make delete-old
reboot
make delete-old-libs

http://toriyu.jp/hitorigoto/id2856.html http://w.vmeta.jp/tdiary/?date=20130808 http://www.freebsd.org/doc/ja/books/handbook/makeworld.html http://d.hatena.ne.jp/flageo/20081208/p1

SATA3対応のPMP

ふと、SATA 6.0Gbps対応のポートマルチプライヤってあるのかな?そもそもチップ存在してんのかな?と頭をよぎったので調べてみたら、JMB572(2ポート)とJMB575(5ポート)が存在している模様。

さらに製品としては、eS3PMS3SS3PMS3Pの2つがあった。というか、これしか見つからなかった。値段は共に約80米ドル。こういうマイノリティな製品を探す時は、チップ名で画像検索してみると捗る。

それにしてもPMPは全くと言っていいほど流行ってないね。

まぁ、殆どのユーザーはチップセットのSATAポート数で十分事足りるだろうし、プロユースにはSASがあるしね……。その中間層には選択肢がなくて厳しいのです。MegaRAIDとマザボの相性がなくなれば最強なんだけども。

(2014-01-09)
探してみたら他にもあったので列挙しておく。

  • JMB572(1:2)
  • JMB575(1:5)
  • 88SM9715(1:5)
  • 88SM9705(1:5)
  • 88SM9713(1:3)
  • 88SM9703(1:3)
  • 88SM9602(1:2)
  • ASM1092(1:2)

(2014-03-31)
国内でもJMB575を採用したPMPボードが出てきた。

  • ProjectM PM-PCI1T5S6 (内蔵PCIボード型)
  • ProjectM PM-SCB1T5S6 (外付けeSATAタイプ)
  • 玄人志向 PM5P-SATA3 (外付けeSATAタイプ。ProjectMと中身は一緒っぽい?)

しかし高いねー。いずれも8000円前後。性格の違う製品だけど、最近投げ売りされてるLSI 9211-8iやLSI 9201-8iが買えちゃうよ…。

(2014-12-20)
ASM1062とJMB575×2を組み合わせた10ポートのカードが出た。

  • ProjectM PM-PCIE10SATA3
  • 玄人志向 SATA3I10-PCIe

どちらも9000円弱なので、今までの純粋なPMPボードに比べるとかなり割安。ASM1062は割と相性問題も少なく安定してる印象なので、SATA増設カードの鉄板になるかもしれない。ただ、JMB575は結構発熱するようなので、ヒートシンクなしで2個も載せて大丈夫なのかっていう。

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo