ソースの表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ Share via Share via... Twitter LinkedIn Facebook Pinterest Telegram WhatsApp Yammer Reddit Teams最近の変更Send via e-Mail印刷パーマリンク × lang/php71とwww/mod_php71のZTSオプションは合わせないとハマる FreeBSDでportsからPHP 7.1とmod_php71をインストールする際、それぞれのZTSのオプション設定を合わせておかないとハマる。というのも、ZTSの有無によってPHPエクステンションの読み込みパスが変わるからだ。 ZTS無効時:/usr/local/lib/php/20160303/ ZTS有効時:/usr/local/lib/php/20160303-zts/ エクステンションはlang/php71のZTSオプションに沿った場所にインストールされる。一方、mod_phpは自身のZTSオプション設定に沿った場所からエクステンションを読み込もうとするため、設定を合わせておかないとApache起動時に Failed loading /usr/local/lib/php/20160303-zts/opcache.so: Cannot open "/usr/local/lib/php/20160303-zts/opcache.so" てな感じで怒られる事になる。 portmasterでPHP 5.5をモジュール含め一括でPHP 7.1に更新する 家鯖のPHPを5.5から7.1に更新した。 バージョン毎にportsが分かれているソフトを更新するときは、portmasterの-oオプションを使ってportmaster -o 置き換えるports(新バージョン) 置き換えられるports(旧バージョン)とする。そうしないと「php55-5.5.38 conflits with php71-7.1.1 (installs files into same place)」という具合に怒られる。 # sudo portmaster -o lang/php71 php56 PHPの場合、付随するモジュールも更新する必要があり、基本的には同じ方法で行う。しかし、1つずつportmaster -oしなきゃならなくて地味に面倒なんすよね(´・ω・`)。いい方法がないものかとネットを彷徨っていたら(この時間で手作業で更新できた説)、Stack Overflowに素敵な回答を発見。元のスクリプトだとdistfile削除プロンプトの入力待ちが正しく処理できなかったため、ちょっと改造させて貰った。 $ awk -vPATTERN="55" -vREPLACEMENT="71" \ 'BEGIN { while (("pkg query -x %o \"/(mod_)?php" PATTERN "(-|$)\"" \ | getline name) > 0) { oldname = name; sub(PATTERN, REPLACEMENT, name); print "ALWAYS_SCRUB_DISTFILES=dopt portmaster --no-confirm -o " name " " oldname } }' \ | sudo sh 統廃合などで必ずしもモジュールが1対1で対応しなかったり、php-extensionパッケージは上手く扱えなかったりで、エラーなしで一発更新という訳にはいかないのが玉に瑕。でもこのスクリプトで更新作業はかなり楽になるハズ。PATTERNとREPLACEMENTはお使いの環境に応じて書き換えてね(ゝω・)v 参考サイト php - upgrading port php55 to php56 - conflict with non-existing helpers - Stack Overflow portmaster マニュアル - [SILVER SACKの自画自賛 start.txt 最終更新: 2022-07-27 15:26by Decomo