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カッとなってVMware Fusionを買った

VMware Fusion日本語版発売記念ってことで、ダウンロード版が48時間限定で特別価格8800円だった為、ついポチってしましました。

XPにはFlyakite OSXを入れ、まっくまっくにしてやりました。なので、一見しただけではWindowsが動いてることがわかりません(そうでもない?)。ウィンドウ制御の三色ボタンの場所が、MacとWindowsで正反対なので、操作しようとすると何とも言えない違和感に襲われます(笑)。

VMware素晴らし過ぎです。実用に耐えられるような品質ではありませんでしたが、FF11ベンチも普通に動きますし。メモリを4GBまで増やせば、常時起動しても問題なさそうです。夢はSpacesでMacとWindowsの切り替え! メモリ価格も続落してるので、早期の実現が可能かも!?

AudioFileOpenでAACファイルが開けない?

Audio Queue Serviceを使って色々と実験してたところ、なぜかAAC(.m4a)を読むとFloating point exceptionで落ちるという状況に遭遇。デバッガで追いかけたら、AudioFileOpenがエラーコードkAudioFileInvalidFileErrorを吐いてました。

kAudioFileInvalidFileErrorはファイルのパースに失敗した時に出るエラーです。という事は、AudioFileOpenがm4aを読めないって事になるんですが、そんな訳ありません。

でも、実際問題読めてないのでGoogle先生に聞いてみたら、coreaudio-api listでAudioFileOpen does not recognized iTunes+ filesという投稿を発見。

投稿の方はiTunes Plusなm4a、私の方はiTunes 4.6の時に生成したm4aと最近作ったVBRなm4aなので状況は少々違いますが、AudioFile APIのバグって事でFA?

Extended AudioFile APIの方だと、正常に読めるんですけどね。

Leopardでの仮想メモリの最適化 -考察編-

以前「スワップの最適化」という記事を書きました。この記事はTiger用のものですが、Leopardではどうなのかな?と思い調べてみたところ、。先の記事内容はLeopardには適用できないという事が判明しました。

仮想メモリの管理自体は、Leorpadでもdynamic_pagerを用いて行っているのですが、dynamic_pagerの起動方法が変わったようです。

Tigerでは伝統的なrcスクリプトで起動されていましたが、LeopardではLaunchdで起動するようになっており、/etc/rc自体が無くなっています。

では、Launchd用の設定ファイルはどこにあるかというと、/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.dynamic_pager.plistがそれです。このplistの中身を弄ってやればよさそうなのですが、1つひっかかる事があります。暗号化の設定の記述がないのです。

Leopardでは仮想メモリの暗号化(システム環境設定>セキュリティ>一般>安全な仮想メモリを使用)が標準で有効になっています。これはdynamic_pager-Eオプションをつけることで実現しているのだと思いますが、上記plistにはその設定がないのです。

ということは、このplist以外のどこかでオプションの制御を行っている訳で、どうせ書き換えるならそっちの方がいいかな、と思ったりする訳です。/System/Library/〜の方はマスターっぽい感じがするので、出来るだけ書き換えたくはありません。

現状で判明しているのはここまでです。目下、最適な設定方法を調査中です。

LeopardのCore Audio

LeopardはCore Audioにも色々と手が入ったようです。分かった範囲で変更点を書いて行きます。

Audio Unit関連

  • Effectに「Distortion」「RogerBeep」が追加。
  • Mixerに「MultiChannelMixer」が追加。
  • Pannerに「SphericalHeadPanner」「VectorPanner」「SoundFieldPanner」「HRTFPanner」が追加。ちなみに、これらは以前は3DMixerのSpatialization algorithmパラメータとして設定していたもの。グラフィカルなビューもついて面白そうなAUになっている。
  • 「AudioFilePlayer」「NetSend」「NetReceive」のUIが日本語化!!

API関連

  • 「Audio Codec Services」なるものが登場。
  • 「Audio File Stream Services」なるものが登場。
  • 「Audio Queue Services」なるものが登場。
  • 「FireWire Audio User Library Framework」なるものが登場。
  • NSSoundが強化。

Leopard/Tiger/Windows XPのトリプルブート

Leopardが届いたので早速インストールしました。Windowsは当然の事ながら、Tigerも何かあったとき用に入れたので、Leopard/Tiger/Windows XPのトリプルブート環境と相成りました。パーティション視点で見ると、そこにホームディレクトリ用のパーティションも作ったので、合計4つになりました。

やり方は至って簡単で、まずはLeopardのインストールディスクで起動し、ディスクユーティリティでパーティションを以下のように分けます。容量はどうでもいいのですが、重要なのはWindows用のパーティションは3つ目以前に置くということです。

パーティション名 容量 ファイルシステム
Leopard 40GBMac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)
Tiger 8GBMac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)
Windows 25GBMS-DOS(FAT)
Home 75.48GBMac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)

そして、Windows→Tiger→Leopardの順にインストールして行くだけです。

ちょっと変わった事と言えば、ここで使ったWindows XPはアップグレード版という事でしょうか。アップグレード版だとインストール中に、以前のWindowsのディスクの確認が入ります。なので、インストール中ディスクを取り出せないMacでは通常使う事が出来ません。

ところが、USB接続のドライブに旧Windowsのディスクを入れておけば、このチェックを無事通過出来たりします。そのままUSBのドライブからインストールできれば一番なのですが、それは確か無理だったと思います(曖昧な記憶ですが)。

アップグレード版しか持ってねーよヽ(`Д´)ノという方は、是非試してみてください。

さてさて、肝心のLeopardですが、噂に違わず動作がキビキビしてていいですね。Stacksも大変素晴らしうございます。プログラミング的視点からは、Core AudioにAudio Queue ServiceやらAudio File Streame Serviceやら強そうなサービスが追加されてたり、NSSoundが何げに強化されてたりと、wktkものです。

一方、色々と変わっている所もあり、戸惑うことがままあります。今のところ、AFPでマウントしたディレクトリのFinderからの辿り方が分からない(Tigerのようにサイドバーにマウントボリュームが表示されない)、サイドバーの共有に表示されるAFPサーバに接続できない(接続に使うユーザー名などの変更の仕方がわからない)の2点が一番の問題点でしょうか……。目下、解決方法を調査中です。

あと微妙に、日本語変換が不安定な気がします。入力中に突然重くなり、復帰したと思ったら、「ひらがな」が選択されているにも拘らず、かな変換されなくなってしまう症状にしばしば遭遇しました。

egbridge Universal使いだったりするのですが、無印はおろか2でさえも微妙に問題があるようなので、そのまま無印を入れるか、あるいは今後の更新に期待して2を買うか微妙なところです。まぁ、買うにしても2ヶ月ほど先になりそうですけど……。流石に今月はお金を使いすぎました。

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo