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Leopardが生協で8800円だった

こないだLeopardのアカデミック版は13400円と書きましたが、大学生協だと8800円で買える模様。私が学校の生協に聞いたら、生協の人はセンターっぽい所に問い合わせ、それで得た回答なのでほぼ間違いないかなと。

26日は所用でApple Store Ginzaに行けなくなってしまったので、結局生協で注文してしまいましたorz。それにしても今月、一体幾らAppleにお布施してるんだろう、俺………。

(2007/10/30 追記) 2ch情報によると、8800円なのは数量or期間限定らしい。何でも大学生協側の勘違いだか、Apple側の勘違いだかで8800円で出してしまったそうです。

PlaggerでニコPodを作る

カッとなってiPod touch 16GBを買った。今は超wktkしている──本当に衝動買いでした。俺は悪くありません。ネイティブソフト開発用のSDKを出すなんて言うAppleが悪いんです。まだまだ在庫は沢山あるという大学生協が悪いんです。なーに、nano 8GBを2つ買って16GBにする事を考えたら、touch 16GBだってそんなに高いものじゃありませんよ。うん、そうなんですよ。そうそう。そうじゃないと困ります。………カードの支払いどうしようorz

そんなこんなで買ってしまいました、iPod touch 16GB。

折角動画が見れるんだからと、何かいい活用方法はないかと探していたら、Plaggerというツールを使う事でニコニコ動画の動画を自動で取り込めるらしいです。「自動」ってのがとても素晴らしいです。という訳で早速、ニコニコ動画ランキング取込システム、その名も「ニコPod」を構築してみました。

PPC Mac mini 1.4GHz(M9687LL/A)+ Mac OS X v10.4.10上に構築しました。

インストール方法は「ニコニコ動画からPlaggerでPodcastを作りiTunesで見たいゼ」で丁寧な解説がなされているので、この通りに進めて行きます。ただし、設定ファイル(.yaml)には独自のものを用い、その関係でFilter::FFmpegへのパッチも独自のものを当てます(後述)。また、二コPlaTunesの補足DB_File_URL.pm関連の設定も一緒に行います。

FFmpegは、上記サイトで紹介されているバイナリではなく、MacPortsでビルドしたものを用いました。

global:
    assets_path: assets/
plugins:
  - module: Subscription::Config
    config:
      feed:
       - url: マイリストのアドレス
  - module: Filter::FetchNicoVideo
    rule:
      - module: RecentN
        count: 10
      - module: Deduped
        engine: DB_File_URL
        path: /Users/Decomo/Sites/nicopod/nicoPod.db
    config:
      mail: アカウント
      password: パスワード
      id_as_filename: 1
      dir: /Users/Decomo/Sites/nicopod
  - module: Filter::FFmpeg
    config:
      dir: /Users/Decomo/Sites/nicopod
      ext: MP4
      command: /opt/local/bin/ffmpeg
      encoding: utf8
      option_string: '-y -threads 2 -s <size> -r 29.97 -vcodec h264 -g 500 -aspect <aspect> -level 13 -loop 1 -sc_threshold 800 -flags loop+qpel -flags2 bpyramid+wpred+mixed_refs+brdo -trellis 2 -subq 6 -me umh -partitions parti4x4+parti8x8+partp4x4+partp8x8+partb8x8 -rc_eq blurCplx^(1-qComp) -refs 6 -mbd 2 -cmp 2 -subcmp 2 -b 10k -minrate 0 -qmax 27 -qmin 20 -acodec aac -ar <ar> -ac <ac> -ab 128k'
  - module: Filter::RewriteEnclosureURL
    config:
      rewrite:
        - local: /Users/Decomo/Sites/nicopod
          url: http://Freyja.local/~Decomo/nicopod
  - module: Publish::Feed
    config:
      dir: /Users/Decomo/Sites/nicopod
      filename: _nicoPod_weeklyAddCount.xml
      format: RSS

お手本とした設定ファイルと比べて、特にFFmpegのエンコードオプションにかなり手を加えています。画質重視の設定なので、PPC Mac miniには結構荷の重い仕事です。エンコード所要時間は実時間の2.5〜4倍と言った所です。

注意点として、iPod touch(現時点での動画対応iPod全て)のH.264はベースプロファイルなので、BフレームとCABACが使えません。つまり、-bfオプションと-coder 1を指定しても、再生出来ない動画になってしまいます。また、最大参照フレーム数(-refs)は6が最大です(これより大きい値だとブロックノイズが出ます)。しかし、BフレームとCABACが使えないH.264なんてゴm(ry

FFmpegのバージョンによって、ビットレート指定の単位が違います。昔はkbpsだったのですが、最近はbpsになったようです。SVN-r9102ではkbpsでした。

可能な限り小さい容量で高品質を目指すべく、Filter::FFmpegに手を入れます。

はこべにっき#さん作のパッチは、動画のアスペクト比によって出力動画サイズを640×480と640×360に切り替えていますが、ニコニコ動画の最大サイズは512×384なので、そのサイズで出力しても旨みがありません。

ここではiPod touchの画面解像度に合わせて、アス比が4:3の時は432×320、16:9の時は480×272で出力する事にします。

また、元動画の音声トラックの仕様(サンプリング周波数/チャンネル数)をそのまま継承して、音声のエンコードを行うようにしました。まぁ、これは気休め程度です。本当は元のビットレートを元に、エンコードのビットレートを変えたかったのですが、生憎、元ビットレートを取得する手段が無いようなので……。

差分:FFmpeg.diff はこべ日記さんの差分も取り込んであるので、FFmpeg.pmにそのまま適用する事が出来ます。

    はこべ日記さんのパッチからの変更点
  • 出力動画サイズの変更:4:3→432x320、16:9→480x272、元が320x240だったらそのまま
  • 出力音声のサンプリング周波数とチャンネル数を、元動画の音声のそれを継承するようにした

自動的に動画の取得&変換が行われるように、cronの設定を行います。Tigerなので本来ならばlaunchdを使うべきなのでしょうが、詳しい設定方法が分からなかったのでcronに逃げました:-)。参考までに、私の設定を晒しておきます。

0       2       *       *       1-6     /Users/Decomo/Tools/plagger/nicoPodDailyUpdate.sh
0       2       *       *       0       /Users/Decomo/Tools/plagger/nicoPodWeeklyUpdate.sh

全て上手く行けば、iTunesにPodcastとして動画を取り込め、それを転送すればiPod touchで見る事が出来ます。

私は、週間マイリスト登録数TOP10の動画を自動的に取得&変換するようにしています。これで流行りの動画チェックもバッチリです。

生成した動画は、動画の内容にもよりますが、元ファイルと比べて150〜200%ほどの大きさになる事が多いようです。品質犠牲にすればより小さくすることも可能ですが、私的には今以上の品質低下は避けたい所です。欲を言えばもう少し画質を上げたいのですが、容量とのトレードオフを考えると、今の設定が丁度いいかなと。

pss2wave

PlayStation 2のPSS動画ファイルの音声部分を、WAVEファイルとして保存するツールです。

Mac OS X用ですが、Mac特有の機能は使用していないのでソースからビルドすれば各環境で使えると思います。詳細は同梱のREADMEをご覧下さい。

ダウンロード:
pss2wave 1.00

更新履歴

  • 2007-10-17

・Version 1.00完成。

char型配列に格納されてる値を整数型値に変換するマクロ

unsigned char hoge[] = { 0x00, 0x00, 0x00, 0x01 };なんて配列があった時にCHAR_TO_INT32(hoge)のようにすると、unsigned intで1を返してくれるマクロを作ってみました。

// バイトスワップ関連
#define BS_BYTE1(x) (   (x)      & 0xFF )
#define BS_BYTE2(x) ( ( (x)>> 8 )& 0xFF )
#define BS_BYTE3(x) ( ( (x)>>16 )& 0xFF )
#define BS_BYTE4(x) ( ( (x)>>24 )& 0xFF )
 
#define BYTESWAP_INT16(x) ( (unsigned short)( (BS_BYTE1(x)<<8) | BS_BYTE2(x) ) )
#define BYTESWAP_INT32(x) ( BS_BYTE1(x)<<24 | BS_BYTE2(x)<<16 | BS_BYTE3(x)<<8 | BS_BYTE4(x) )
 
#ifdef ビッグエンディアン用
#define INT16_TO_LE(x) ( BYTESWAP_INT16(x) )
#define INT32_TO_LE(x) ( BYTESWAP_INT32(x) )
#define INT16_TO_BE(x) (x)
#define INT32_TO_BE(x) (x)
#endif
#ifdef リトルエンディアン用
#define INT16_TO_LE(x) (x)
#define INT32_TO_LE(x) (x)
#define INT16_TO_BE(x) ( BYTESWAP_INT16(x) )
#define INT32_TO_BE(x) ( BYTESWAP_INT32(x) )
#endif
 
// 2/4バイトのchar配列型ビッグ/リトルエンディアン値をshort/int値に変換する
#define BE_ARRAY_TO_INT16(x) (unsigned short)( INT16_TO_BE( *(unsigned short*)x ) )
#define BE_ARRAY_TO_INT32(x) (unsigned int)( INT32_TO_BE( *(unsigned int*)x )
#define LE_ARRAY_TO_INT16(x) (unsigned short)( INT16_TO_LE( *(unsigned short*)x ) )
#define LE_ARRAY_TO_INT32(x) (unsigned int)( INT32_TO_LE( *(unsigned int*)x ) )

ビッグエンディアン値用(BE_〜)とリトルエンディアン値用(LE_〜)があります。freadなどでchar配列に読み込んだ値を、整数値に変換するのに便利かなぁと。

処理の都合上、バイトスワップ用のマクロも入ってますが、気にしないで下さい。これらもどっかで使えると思います。

動作はMac OS X v10.4.10(gcc 4.0.1)でしか確認していません。VC++2005でも確認プログラムは作ったのですが「ランタイムがねーよ」と言われて実行できなかったので、そこでやる気を無くしました。

Mac OS X v10.5 "Leopard"のアカデミック版は13400円

待望のMac OS X v10.5 “Leopard”の発売日が遂に発表されましたー!!10/26発売とは噂されていましたが、こうして公式発表もあり感動も一入(?)ですね。 (2007/10/23 追記:大学生協だと8800円で買える模様

さてさて、気になるお値段は14800円と従来通り。ただ、アカデミック版は13400円と、Tigerの8800円から大幅値上がり……。念のためAppleに電話して聞いてみましたが、同じ値段で返答を頂きました。くそぅ、Appleめ、業績がいいからって強気で来たな!?(違

まぁ、逆にこれで、当日は気兼ねなくApple Store Ginzaに並べるってものですがw

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo