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TOSHIBA MD05ACA800購入

ついに8TBのHDDに手を出してしまったので記念パピコ。東芝MD05ACA800をお買い上げ。人間の欲望に際限はないのです。

いつもの通り、WD DataGuard DiagnoticsでゼロクリアしてからのCDMでベンチ。例のごとくUSB 3.0変換なので参考程度に。

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CrystalDiskMark 5.2.2 x64 (C) 2007-2017 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   246.729 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   246.231 MB/s
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     0.749 MB/s [   182.9 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.594 MB/s [   389.2 IOPS]
         Sequential Read (T= 1) :   238.656 MB/s
        Sequential Write (T= 1) :   245.394 MB/s
   Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     0.677 MB/s [   165.3 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :     1.579 MB/s [   385.5 IOPS]

  Test : 4096 MiB [D: 0.0% (0.3/7451.9 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
  Date : 2017/09/21 11:25:32
    OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    TOSHIBA MD05ACA800

15628053167セクタを11時間57分でゼロクリアしたので、平均書き込み速度は177MB/sとなった。

Macに4kモニタをDP MSTで繋いでる人はSierraにするべからず

間もなくHigh Sierraがリリースされるというのに、今更Sierraの話題でごめんね。

Macで4kモニタをDisplay Port 1.2のMST1)モードで繋げて使ってる人は、10.12にしてはいけない。もれなくマウスカーソルの挙動がバグる。ウィンドウの境界にマウスポインタを持って行くと、アイコンがウィンドウのリサイズ操作を意味する「↔」に変わるけど、この変の挙動がおかしくなる。

まず、ウィンドウ境界の判定がおかしい。ポインタの表示は「↔」とかに変わるが、実際に操作しようとすると正常に機能しない。詳しく調査はしてないけど、境界の左右どちらか幾分ズレた所に操作領域があるっぽい。そして、一度変わったポインタアイコンは、操作領域を外れても元の通常ポインタ表示(「↖」こんなやつ)に戻らない。でも機能としては通常のマウスカーソルである。

このバグはウィンドウ境界だけではなく、Finderの列幅調整などのドラッグで操作可能な部分でも起きる。

本国のフォーラムではSierraリリース直後から問題が報告されてるのに、10.12.6でも直ってない。それどころか、High Sierraのβ版でも直ってないみたい(改善はされてるらしいが何かの拍子に再発する模様)。

僕はYosemite以降のOSXがどーも肌に合わなくてMavericksを使い続けてるんだけど、そろそろ各種アプリのサポートが切られ出したから重い腰を上げてSierraに更新した矢先の仕打ちですよ。こんなこともあろうかと、別パーティションで試してたのでソッコウでMavericksに戻って事無きを得ましたけどね。

それにしても、Yosemite以降のOSXって本当に品質が悪過ぎじゃないですかね…。このバグにしたって、社内で外付け4kモニタ使ってる人がいれば一発で発覚するだろうに。まともにQAチェックもしてないんだろうね。公式で4k情報を出すくらいなんだから、最低限のチェックくらいはしてもらいたいものだね。

こんな調子じゃ当分10.9から離れられなさそう。いよいよもって10.9じゃ立ち行かなくなったら、その時はもうMacを止めるかもしれない。


1)
Multi Stream Transport

開発中のFirefox 57(Nightly)とツリー型タブ2.0が超良い感じ

今や事あるごとにオワコンオワコン言われるFirefox。Webの解放と動作の軽快さを引っさげ登場した頃の面影は今いずこ、バージョンアップの度に重くなり、メモリをバカ食いし、不安定になってきたけど、それでも/-騙し騙し-/あの手この手で使い続けてきたのは、ひとえにpiro神のツリー型タブの存在が極めて大きい。未だにFirefoxに固執している諸兄の思いも同様だろうと察する。

XUL廃止がいよいよ秒読み段階に入り、TSTが使えないならFirefoxに拘る必要もないよねーってなもんで、ここ最近は移行先をあれこれ探してた。

WindowsだけならPale MoonのようにXUL続ける宣言したブラウザを使う手もあるが、Mac版がないのが厳しい。(それにMozillaも匙を投げるくらいだからXULの将来性はかなり怪しい気がする。)Chromeは宗教的理由で使いたくない。ツリーには出来ないものの標準で縦タブ機能を持っているVivaldiが最有力と見て、家のMacと会社のWindowsの両方で試験運用してた。

Vivaldiは2年ほど前に移行先として検討してた事があり、当時と較べて更に使いやすくなった。Firefox登場時のワクワク感を体験できる良いブラウザだと思う。ウェブパネルは秀逸だし、アドインはChromeのそれが殆どそのまま使えるし。

そんな感じでVivaldiに本格移行する気満々だったんだけど、TSTのWebExtension版が開発中という情報をゲッツ。試しにFirefox 57のNightlyとセットで入れてみたら、なにこれ超いいじゃん!今まで通りTSTが使えるし、動作軽快、フォントの描画も綺麗になって素晴らしすぎる。

現状、アドイン側からFirefox本体の標準タブを消す方法がないそうでTSTを入れると2重タブ状態になってしまうが、userChrome.cssを弄って標準タブを消せばおk。↓こんな感じ。

なおMacも同様だが、Macの場合メニューバーがないためウィンドウ閉じるボタン系と、ブラウザの戻るボタンが被ってしまい残念な感じに。やむなく2重タブ状態で使ってるけど、これはこれで右上にマウスカーソルがある時のタブ操作が楽になって結構便利という事が発覚した笑。

XULを捨てるFirefoxに価値はないとか言ってサーセンした。

Firefox 57もTST 2.0も絶賛開発中のα版につき現時点では万人にオススメできるものではないが、人柱上等の人は入れてみるといい。FirefoxとTSTに栄光あれ!

lang/php71とwww/mod_php71のZTSオプションは合わせないとハマる

FreeBSDでportsからPHP 7.1とmod_php71をインストールする際、それぞれのZTSのオプション設定を合わせておかないとハマる。というのも、ZTSの有無によってPHPエクステンションの読み込みパスが変わるからだ。

  • ZTS無効時:/usr/local/lib/php/20160303/
  • ZTS有効時:/usr/local/lib/php/20160303-zts/

エクステンションはlang/php71のZTSオプションに沿った場所にインストールされる。一方、mod_phpは自身のZTSオプション設定に沿った場所からエクステンションを読み込もうとするため、設定を合わせておかないとApache起動時に

Failed loading /usr/local/lib/php/20160303-zts/opcache.so:  Cannot open "/usr/local/lib/php/20160303-zts/opcache.so"

てな感じで怒られる事になる。

FRB (Fault Resilient Booting) について

うちのC2750D4IのイベントログにFRB2/Hang in POST failureってのが記録されててナンジャラホイ状態だったので、FRBについて調べた。イソテル様の資料に書かれてることを、かいつまんで訳しただけですけどね。

FRB2)とはBMC3)に実装されるシステムブート失敗時に別のプロセッサで起動を試みる仕組みで、レベル1~3が定義されている。

POST4)中に検出されたBIST5)の失敗からの回復が目的。全てBIOSのコードで処理される。

BSP6)がシステムを起動した際、初期化に失敗したAP7)があれば、BIOSはそのAPを無効化するようBMCに要求し、BMCはそれに応じたMP8)テーブルを生成する。無効化されたAPはBIOSからもOSからも見えなくなる。

BSPがBISTに失敗した場合、BIOSはBSPを切り替えるようBMCに要求する。BMCは現在のBSPを無効化し、別のBSPが見つかればシステムをリセットして処理を継続する。見つからなければ、ビープ音を鳴らしてシステムを停止させる。

POST中のウォッチドッグタイムアウトからの回復が目的。このウォッチドッグタイマーはBMCに実装される。

BMCの第2ウォッチドッグタイマー(FRB-2)は約6分にセットされ、システムのBIOS POSTの完了を保証するよう設計されている。FRB-2タイマーはFRB-3タイマー無効化の前に有効化され、未監視時間が発生しないよう考慮されている。POSTの終盤、オプションROMの初期化前に、BIOSはFRB-2タイマーを無効化する。

POST中にシステムがハングした場合、BIOSはタイマーを無効化せず、それによりBMCがASR9)を発生させる。

ハードリセットまたは電源投入時のウォッチドッグタイムアウトからの回復が目的。本レベル用にハードウェアの機能として備わっている。

第1ウォッチドッグタイマー(FRB-3)はシステムがハードリセットされた時からカウントダウンが始まり、通常は約5秒である。BSPのリセットが成功し実行が始まると、BIOSはFRB-3タイマーを無効化し、システムはPOSTを継続する。

BIOSコードのフェッチや実行がBSPの障害で行えずタイマーが切れると、BMCはシステムをリセットし失敗したプロセッサを無効化する。正常なプロセッサが見つからなければ、BMCはビープ音を鳴らす。


2)
Fault Resilient Booting
3)
Baseboard Management Controller
4)
Power On Self Test
5)
Built-In Self Test
6)
BootStrap Processor
7)
Application Processor。BSPに選定されなかったプロセッサ
8)
Multi Processor
9)
Asynchronous System Reset
  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo